エクササイズ vol.11
「運動することは大切とは分かっているけどね・・・」
「動きたいけど、何をしたらいいかわからない」
「結局何のために運動が必要なんだろう・・・」
「運動はとにかくキライ」
色々ご意見はあるかと思います。
筋肉は、平均年1%ずつといったスピードで落ちていきます。
筋肉が落ちることでの、デメリットは運動能力の低下だけではなく、
血行が悪くなることにより体温低下や、基礎代謝の低下、
脳神経系への伝達の遅れなどがあります。
そして、筋肉を鍛えるときに、最も重要なのは
脳から筋肉への神経の経路を鍛えること。
要するに、脳が指令を出してから、
筋肉が反応するまでの速度を上げるトレーニングをするということです。
アメリカのプロスポーツ選手と日本のプロスポーツ選手の違いは
まさにココだというのです。
日常のことでいうならば、高齢者ドライバーの
反射実験においても同様のことが証明されています。
そして、筋肉のパフォーマンスをあげるということは
脳のパフォーマンスを上げる、脳トレになるということも分かっているようです。
「脳から筋肉への神経の経路を鍛える」には、さてどうするか・・・
負荷は軽くていいので、
自分の筋肉が発揮できる最大のスピードで筋肉を動かす。
例えば、10mでも20mでもいいのでダッシュする。
ベンチプレスなら自分が楽にあげれる重さでいいので、
瞬間にプッシュアップする。
ここで求められるのは回数でも負荷でもなく、質。
さらにこれは男性に限定されることなのですが、
男性の更年期障害(症状としては精神症状・・・うつ症状が主)や
男性機能の低下の原因であるテストステロン(男性ホルモン)と筋肉は
密接に関係をもち、ストレスによるテストステロンの減少にも有効だそうです。
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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