愛情宅急便
母からの愛情宅急便が届きました
家にいるとき程、頻繁に話すことはありませんが、
ふとしたときにこうやって色々なものを詰め合わせて送ってくれます
口実は「今年最後のタケノコを処理したけど、いる??」なのですが、
どこかで何かを感じてくれているのでしょうね
学生で初めて一人暮らしした時には、
なぜか飲み会の日ばかりに携帯が鳴る・・・なんてこともありましたが
日本では我慢をして悩みが無いようにふるまう事が美徳とされている傾向があります。
「頑張れば」一人で何とかなることもあるでしょう。
しかし、ストレスや悩みは気づかないうちに溜まっていき、
キャパを超えたときにわっと泣きたくなったり、イライラしたり、
なぜだかやる気がなくなったりするものです
生きていく上で、悩みを持つ事は自然なこと。
むしろ、悩みがあるからバージョンアップもできるし、より良くすることができる
さて、その悩みを自分の心の中だけに抱え込んだままでいるとどうなるのか、
考えてみた事はありますか
心からの赤信号をそのままにして、我慢をし続けたり、
“なかったもの”とムシをして、ごまかしたりしていないでしょうか・・・
どんな小さな悩みであっても、我慢やごまかしを続けていれば、
心に大きな負担となり、仕事や家庭などの日常生活に影響を与えます。
そして、自分自身に余裕が無くなってくると、本来なら気にも留めないようなことに捉われて
自分よりも弱いものにあたってしまうこともあります。
その結果、問題が大きくなってしまったり、より深刻な悩みになってしまったりする
可能性がでてくるということは否定できないのではないでしょうか?
一人きりで頭の中で考えていることを、言葉を使って表現することで
悩みを客観的に捉えられるようになります
それは、目には見えない心の中の引き出しで絡まり合っている感情を
少しずつ整理し、もとの場所へ納めていくといった感覚に近いかもしれません。
どんなアドバイスよりも、より根本的な問題解決に効果があるのは、
本人の“気づき”
私にとっての母からの愛情宅急便は“気づき”を
促してくれるアイテムなのかもしれません
ヴィロード すぎ