☆運動を習慣化すると… イイことイッパイ(*^^)v☆
【運動の習慣化は24時間のリズムをはっきりとする】
早稲田大学スポーツ科学部の内田教授によると
習慣的に運動することが健康科学的には重要で
運動習慣を持つと、24時間のリズムをはっきりさせる効果がるそうです
運動することで、起きている時間にしっかり覚醒し
寝ている時はしっかり休むというメリハリが付き
それがQOL(生活の質)の向上につながります
睡眠の質も上がるため
比較的短時間の睡眠でも目覚めが良くなるという結果が出ています
起きている時間の覚醒レベルが上がれば集中力や気分が向上するため
仕事をしていて気分がよく、仕事に対して前向きにもなれるでしょう
前回、前々回のブログで紹介した事例のAさんも
早朝から運動し、起きている時間の覚醒レベルを上げています
運動することで脳が活性化すれば
Aさんのように創造力や記憶力が上がる可能性もありそうですね
内田教授によると運動を習慣化するなら週4日程度はやった方がいいそうです
【運動が記憶にもたらす効果】
セロトニンの他に、運動によって分泌が促される物質に
『IGF-1(インスリン様成長因子)』があります
IGF-1は、BDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌を促進し
うつ状態の改善に関与するといわれています
BDNFとは・・・?
(ちょっと難しい話ですので、あまり突っ込まないでくださいネ・・・)
神経細胞の生存・成長・シナプスの機能亢進などの神経細胞の成長を
調節する脳細胞の増加には不可欠な神経系の液性蛋白質で
ニューロンの回路を構築し、成長を促すことで
脳の記憶と学習機能に重要な役割を果たします
運動によって記憶を司る海馬にBDNFが増え
記憶力や学習効率が上がるということだそうです
また、運動している間に、BDNFが脳内のIGF-1の摂取量を増やし、そのIGF-1は
ニューロンを活性化して、セロトニンやグルタミン酸を盛んに作らせる
それによって、うつ状態も改善する効果が表れるそうです
このように最近の脳科学では
習慣的な運動が体を鍛えられたり、体力が付いたりという身体的な改善だけでなく
脳に対する直接的な改善効果をもたらすことが
脳内物質レベルでも分かってきています
【体を鍛えれば筋骨格系の痛みを緩和できる!?】
某メーカー系システム開発会社に勤めるシステム・エンジニアのMさんは
社会人になってから健康のためにジムに通い始めました
平日週3回、1回1時間程度トレーニングを続けているそうで
トレーニングを開始して2カ月が過ぎたあたりから
肩や腰の痛みがなくなったとそうです
Mさんが行っているのは、機械を使った上半身の筋力トレーニングで
主に、背中、胸、腕、腹を鍛えているそうです
僕が時々参加させて頂いているパーソナルトレーナー
の勉強会に集まる仲間内でも
肩こりや腰痛の改善を目的とするクライアントさんを担当している人が多く
実際に殆どのクライアントさんが改善しているみたいです
実は、僕自身も現職に就く前は強い腰痛に悩まされていました
(年に1度、必ずギックリ腰を患ってました)
現職に就くための学校に通い始め、ストレッチや軽い筋トレ
を続けることで腰痛を克服しました
中学3年の時サッカーの試合中に腰を痛めタンカで運ばれて以来
時々腰痛が出ていたのですが、21歳の時にギックリ腰
を患ったのをきっかけに、痛みが酷くなり、左脚にシビレも出ていました
その後、整形外科で腰椎4番と5番の間の椎間板ヘルニアと診断され
この若さでこんな状態で、40歳を過ぎても仕事をすることが出来ているか
心配していましたが、42歳の現在、当時より快適な状態で
楽しく仕事が出来ています
肩こりや腰痛は、適度な運動をすることで改善できるので~す
加圧トレーニングインストラクター ろく