便秘のタイプ別に多く摂る食物繊維を変えると効果的!
最近話題の“ふすまパン”のお店を家の近所に偶然見つけました
初“ふすまパン”は思った以上にもっちりしていて食べやすかったですよ~
ふすまパンが話題になるのは食物繊維が豊富だからということなのですが、
摂った方がいい人とそうでない人がいますので、その見分け方を紹介しますね~
食物繊維は、『不溶性食物繊維』と『水溶性食物繊維』の2つに大別できます。
不溶性食物繊維(かたい食物繊維)
女性に多い弛緩性便秘に効果的です。
※弛緩性便秘とは、大腸の筋肉が緩み、蠕動(ゼンドウ)運動が活発に行われないことにより
便が長時間腸内に滞留し、便の水分が腸壁から吸収され便が硬くなり、
排便しづらくなって起こります。
高齢者やお産を経験された女性、筋力が弱った女性に多いのはこの為です。
イモ類、えのきだけ、くるみ、豆、ナッツ類、小麦ふすま等に多く含まれます。
スジっぽく噛み切りにくく、固い食品に多く含まれます。
水分を吸収して膨張し、腸壁を刺激して腸の蠕動運動を活発にすることで便秘を改善させます。
水溶性食物繊維(やわらかい食物繊維)
男性やストレスが多い人に起こりやすい便秘に効果的です。
オクラ、なめこ、干しプルーン、干しあんず、こんぶ等に多く含まれます。
ヌルヌル、ネバネバした食品に豊富に含まれ、水分を抱き込んでゼリー状になります。
粘度も高いので、大きな刺激を与えることなく、腸内を緩やかに移動しながら便を体外に出します。
ちなみに、摂取量は不溶性、水溶性を合わせて成人男性19g以上、成人女性17g以上です。
しかし、10~40代で12~13g程、50代でも15g程しか摂れていないのが現状です。
これからは、いいから摂るだけではなく、自分をよく知って選んで摂れるようになるといいですね~
【弛緩性便秘について】
原因
・筋力(腹筋)の低下
・運動不足による大腸の蠕動運動の低下
・虚弱体質
・病中病後で体力が低下している
・加齢
・食物繊維不足
・内臓下垂
・胃下垂
・大腸下垂
・下剤の乱用
症状
・コロコロ便が出る
・硬い便が出る
・残便感がある
・便意を感じにくい
・お腹が張る(腹部膨満感)
・頭痛
・肩こり
・冷え
・倦怠感(身体がだるい)
・食欲低下
v’elude sugi