21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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さびつき肩甲骨のご用心

   

肩甲骨は、二等辺三角形を逆さにしたようなカタチをした骨で、肩と腕をつなぐ役割をしています。
肩甲骨は、制限なく自由に動く働きがあります。
しかし、オフィスワークや家事などで、現代人の肩甲骨は体の前側の大きな筋肉に引っ張られて開き、
肩が前のめりになる“外転”の状態になりやすい状況にあります。このような“外転”の状態が続き、
本来可動域の大きい肩甲骨の動きが小さくなり、周囲の筋肉が血行不良に陥った状態を、
さびつき肩甲骨」と呼んでいます。
来院されるほとんどの方は「さびつき肩甲骨」、もしくは予備軍といっても過言ではありません。


「さびつき肩甲骨」になると、僧帽筋、肩甲挙筋といった肩甲骨周辺の筋肉も
体の外側へ引っ張られたまま動かなくなり、血行不良に陥ります。
その状態でさらに筋肉の緊張状態が続くと、肩や背中のこりの原因になります。
また、痛みに過敏になった筋肉は、その痛みで交感神経を緊張させ、筋肉内の血管が収縮して
血流が低下し、“こり”を悪化させる悪循環に陥ってしまいます。

さらに「さびつき肩甲骨」は、姿勢にも影響します。

肩甲骨が腕の外側に開くため、体全体が前のめりの“猫背”の状態となります。
“猫背”の状態になると、見た目の姿勢が悪くなるだけでなく、「バストトップが下がる」、
「下腹部がぽっこり出る」、「お尻が垂れる」など、“体のたるみ”の原因
になります。
さらには、肩甲骨が開いた影響で胸部の骨格(胸郭)が下に下がるため、
それによって顔のアゴの部分にあたる広頚筋(こうけいきん)も下に引っ張られ、“顔のたるみ”が助長されます。
「さびつき肩甲骨」は、体だけでなく顔にも“たるみ”を及ぼすのです。

「さびつき肩甲骨」を改善するには、肩甲骨周辺の血行を改善することで、筋肉をやわらかくし、
肩甲骨が動きやすい状態をつくることが大切です。

整体とエクササイズを合わせて行う事でより早く改善されます!

デスクワークの方、下を見ながら作業する事が多い方などなど、
「さびつき肩甲骨」だと思われる方はぜひ改善しておきましょう!

21世紀健康館 鈴木

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