忙しい人ほど風邪を引かない?
もうすぐ正月休みが近づいていますね。
今年一年の疲れをしっかりとりたいものですね。
ところで、長期休みに入ったとたん、風邪を引いてしまったという経験はないでしょうか?
僕は結構そのような傾向にあります。「休みに入って気が抜けたんじゃない?」といわれたりしますが、
結構長期休暇に入って体調を崩す方ha多いみたいです。
実は忙しいときの身体の状態は、肉体的、精神的に追い込まれ、集中力が非常に高まります。
精神的に追い込まれ、集中力が高まることで、自律神経の交感神経が高まるのです。
自律神経とは、意識とは無関係に自律的に働いている神経のことで、
「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、相反する働きをしています。
自律神経は外的環境の変化に応じて、絶えず変化し適応しています。
そして交感神経と副交感神経は、血液の循環もつかさどっているのです。
静止状態で交感神経が働くと、手足の末端以外の身体の中心の血液循環が向上し、
副交感神経が働くと身体の末端の血液循環が向上します。
そして血液循環が向上すれば免疫力はアップします。
身体の中心部の血液循環が高めるためには、集中力を上げて交感神経を活発にし、
身体の中心部の体温を上げることが有効です。
つまり次のような流れです。
忙しい → 集中力アップ → 交感神経が働く → 身体の中心部の血液循環向上 → 体温向上 → 免疫力アップ → 風邪(病気)になりにくい。
程よい忙しさは、集中力を高めて風邪の予防になるといえそうです。
年末休みに入ったからといって、急にだらだらするのではなく、
1年間の仕事の整理や大掃除など程よい忙しさで集中力を保ち、風邪を予防しましょう!
もちろん、手洗い、うがいも忘れずに。
今年もあと少しですので、がんばりましょう!
21世紀健康館 鈴木