☆【ギックリ腰】季節の変わり目はご用心!『ぎっくり腰予防エクササイズ』☆
なぜだか分かりませんが、毎年季節の変わり目には
『ギックリ腰』で健康館に来院される方が増えます
今年も例外なく増え始めています
そこで、16年前に現職に就く以前は『慢性腰痛』に悩まされ
毎年『ギックリ腰』になっていた六波羅が
『ギックリ腰』を予防するためのエクササイズをお伝えします
下の2つの写真のうち、『ギックリ腰』になりやすい動作はどちらでしょう
答えは左の写真です
左の写真は、あまり『股関節』を使わずに体を曲げているため
『腰』にテンションが過剰にかかってしまいます
毎日このような動作を繰り返していると
腰の筋肉がパンパンに硬くなり
日常生活の中での様々な動作に対応しきれなくなり
腰の筋肉の繊維や筋膜という筋肉を覆っている膜に傷が入り
炎症を伴って激痛を起こすのが『ぎっくり腰』です
足首の捻挫と同じことが腰で起こったと思っていただいていいと思います
左と右の写真の一番重要な違いは
『股関節』が使えているか、いないかです
『ギックリ腰』を予防するには
『股関節』を正しく使えるようにすることがとても重要です
股関節を正しく使えるようにするための
ストレッチ&エクササイズ
★ハムストリングス(太ももの裏側)のストレッチ
仰向けに寝て伸ばす側の足の裏にタオルを引っかけて
膝を伸ばしたまま天井に向けて足を上げます
あまり無理せず、筋肉が程よく伸びて突っ張る程度のところでOKです
ゆっくりと呼吸をしながら20~30秒キープします
左右2~3セット繰り返してください
★スクワット
⇔
バランスボールを持っている方は、壁と背中の間にボールを挟み
軽くボールにもたれるようにしながらしゃがみます
少しお尻を後ろに突き出すような意識で
股関節をしっかりと曲げます
この時、足の指先を見て、指が膝に隠れて見えない場合は
膝が前に出すぎています(股関節の曲がりが不十分かも…)
足の指が見えていればOKです
バランスボールがない方や、後ろに倒れそうになる方は
椅子に座ったり立ったりを繰り返す動作の応用でもOKです
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この場合も、少しお尻を突き出すようにしながら
『股関節』をしっかり曲げる事が重要です
少しづつ出来る範囲から始めてみて下さい
股関節の状態が良くなると、多くの『腰痛』や『ギックリ腰』は改善します
僕自身、毎日の少しのストレッチとスクワットを行って
『腰痛』が改善し、16年間『ギックリ腰』にもなっていません
21世紀健康館 ろく