顎関節と頸椎の関係性
皆さん起床時に無性に首や肩が凝っていたりしませんか?
寝ている時の身体の大勢などによって首や肩に負担が掛かってしまい凝ってしまう事であったりいろいろな要因
がありますが、今回は自分の経験も踏まえ歯ぎしりや食いしばりによっての凝りや症状についてと顎関節と頸椎
の調節の必要性について紹介しますね。
まず、宮西先生のブログでもありましたが身体の構造的に顎は頭蓋骨にくっついています。
顎と頭蓋骨を結んでいる筋肉や靭帯の作用により顎の開閉の際にわずかながら頭蓋骨も動きます。
開ける時は前へ、閉める時は後ろへ頸椎(首の骨)上を滑るように動きますので、頭蓋骨の乗っている頸椎も多
少の動きと負荷が掛かるわけです。
そして、ご自分で強く噛み締めて頂くと解ると思いますが首や肩の筋肉も力が入り硬くなると思います。
こうして顎を動かす、噛み締める、歯ぎしりを、寝ている時や集中時など無意識に行う事により頸椎の歪みや首・
肩の筋肉の硬さを生んでします訳です。その反対の経緯で顎の症状も生んでしまう事もあります。
この様な場合、21世紀健康館では顎関節と頸椎の調節をお薦めします。
宮西先生のブログで紹介されてましたアクティベーターや手技により顎関節の矯正により、顎関節の適正化と顎
の周りにある筋肉が緩和します。
そして頸椎の矯正特に頸椎の一番上の骨(第一頸椎)の可動の改善、頸椎の正常な湾曲を作る事で首や肩の
症状の改善が期待できます。
僕が一番に重要視している事ですが、
顎関節や頸椎の周囲には固有受容器という筋肉・腱・関節・靭帯のセンサーの役割をしている器官(身体全体に
ある)が多く点在しています。
前回でも紹介したように、矯正やほぐすなどにより固有受容器を刺激し適正化する事によって自律神経系への
作用(関連する器官・臓器の活性化やリラックス効果)や、身体のセンサー的な役割をしているので身体全体の
パフォーマンスUPも望めます。
以上の事から顎関節と頸椎は密接な関係性があり、身体の良い状態を保つためには調節することが必要だと
思い、頸椎の矯正時には顎関節も同時に調節するようにさせて頂いています。
21世紀健康館 牧野