☆『座っている時間が長すぎ』で年間43万人が死亡!?☆
2017/12/02
デスクワークが中心の方々など
日常的に座っている時間が長い人は
心臓病や糖尿病、ガンなどを発症するリスクが高いだけでなく
寿命も短いという研究結果が相次いで報告されているそうです
『座っている時間が長すぎ』が原因で死亡する人は
年間43万人とも言われているそうです
でも、デスクワーク中心の仕事をしている人など
座っている時間を短くすることが難しい人が
『座っている時間が長すぎる』ことで高まったリスクを
帳消しにする方法がありるみたいです
ノルウェーのスポーツ科学大学の
男女約100万人のデータ分析によると
1日1時間の運動で
1日8時間座っていたことによって高まった
死亡リスクを帳消しにできることが分かったそうです
しかも、早歩きやサイクリング程度の運動で十分だそうです
(※この分析結果は英医学誌Lancetに発表)
1日当たりの運動強度を
①最低(1日5分以下に相当)
②低い(1日25~35分相当)
③高い(1日50~65分相当)
④最高(1日60~75分相当)
の4グループに分けて分析したそうです
その結果
④最高のグループでは
1日8時間座っていたことによる死亡リスクの増加が
帳消しになることが示されたそうです
座り過ぎで高まった死亡リスクを帳消しにするために必要な運動は
『時速5.6キロメートルの速さで早歩きを1時間』
あるいは
『時速16キロメートルの速さでサイクリング』に相当するそうです
しかし、運動の時間を1時間取るのは難しいですよね
でも、運動は短時間でも良く、毎日少しでも運動すれば
座りすぎによるリスクを減らすことができるそうなので
例えば
・昼休みに少し散歩する
・通勤時に一駅だけ歩く
・自転車で通勤する
・社内ではエレベーターを使わず階段を使う
など出来ることから始めてみたください
さらに、『テレビの見過ぎ』による影響についても調べた結果
テレビを1日に3時間以上見る人は
死亡リスクが高いことが分かったそうです
これについては
テレビを見ること自体が死亡リスクを高める直接的な原因ではなく
長時間テレビを見る習慣のある人は
運動不足で不健康なライフスタイルを送っている事が多いため
死亡リスクが高まるのではないかと考えられています
また
テレビを見ながらスナックを食べる人が多いというのも
死亡リスクを高める要因になっている可能性もある
との見方も示されているそうです
どちらにしても
毎日少しでいいので運動をすることで
直接的かつ間接的に死亡リスクを減らせるということは
間違いなさそうですね
21世紀健康館 ろく