顎関節症
顎関節について分かりやすい記事を見かけたので・・・
顎を動かす際は、側頭筋や咬筋などの複数の筋肉が関わります。関節に異常がなくても、これらの筋肉の緊張や疲労により顎関節症が起こる場合もあります。
顎関節症 4つのタイプ
- 1. あごを動かす筋肉の痛みを主な症状とするもの(咀嚼筋痛障害)
- 2. 顎関節の痛みを主な症状とするもの(顎関節痛障害)
- 3. 顎関節の中の関節円板のずれが生じるもの(顎関節円板障害)
- 4. 顎関節を構成する軟骨と骨に変化が生じるもの(変形性顎関節症)
- ※1 上記1、2は関節に変形などの異常は見られず、筋肉や関節周辺組織の疲労や緊張、血行不良などで起こると考えられる。3、4と合併することもある。
- ※2 3、4は関節のずれや変形があり、1、2に比べて重症と言える。
チェック表:顎関節症の三大症状
口を開けたときに、顎が痛む
口を開けたときに、指が縦に3本入らない
口を開け閉めしたときに、耳の前あたりでコキコキ、ミシミシといった音がする
いずれか1つでも当てはまったら、顎関節症の可能性があります。
※その他、「こめかみやほほのあたりが痛む」「耳の前を押すと痛い」などの症状が起こる場合も。
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最大の要因は「歯の噛みしめ」
顎関節症は、もともとの骨格上の問題や嚙み合わせの悪さ、怪我で発症するケースもありますが、「硬い食べ物が好き」「重いものを持つことが多い」「頬杖をつく」などの日常生活で何気なく行う動作やクセが顎に負担をかけて発症することも多く、生活習慣病の1つといってもいいでしょう。
もっとも注意すべきは「上下の奥歯を嚙みしめる」クセ。専門的には「TCH(Tooth Contacting Habit:上下歯列接触癖)」といい、接触していることが問題です。ぎゅっと食いしばっているのはもちろん、軽く触れているだけでもNGです。本来、1日のうちで上下の奥歯が接するのは食事のときなど15分~17分程度が正常な状態。しかし実際には、パソコンやスマホ、趣味に没頭していたり、家事に集中していたりといった状況で、無意識のうちに噛みしめたり上下の歯が触れている人が多いのです。また、精神的なストレスも噛みしめや歯が触れるクセを誘発すると言われています。
名古屋市天白区の整体 21世紀健康館 牧野