足がつったときの解消として
2020/08/17
患者様でも特に夏場はよく足がつると言われる方は多いです。以前も書きましたが、つる原因としては
基本的に「疲労、冷え、水分不足、電解質のバランスのくずれ」。また、神経も関係しています。
筋肉や腱の中には「筋紡錘」・「腱紡錘」といって、筋肉が「伸びている」ことを伝えるセンサーがあり、
このセンサーから脳は「これ以上、筋肉を収縮させるな」という信号を受けています。
筋肉が疲労するとセンサーの信号量が減ります。
すると、脳は「筋肉を持続的に収縮しろ」という命令を出してしまうため。
つっている筋肉をゆっくりとストレッチすると元の状態に戻りやすいのは、
ストレッチがセンサーの信号を出やすくするためです。
しかし、ストレッチして一時的に回復してもすぐに再発する場合、
あえて「運動をする」解消法を紹介します。ふくらはぎの筋肉と相対するのが前脛骨筋。
ふくらはぎの筋肉は足関節の底屈運動、前脛骨筋は足関節の背屈運動に関係します。
この関係性を利用し、ふくらはぎの筋を間接的に緩めていくのが理論になります。
これは”相反神経抑制”といって、緩めたい筋の対になっている筋をトレーニングすることで
相対的に対象の筋を緩めていくといった方法になります。
少しの間、つま先を上げて踵だけで歩くようにすると前脛骨筋が収縮されて、
かつ後面にあるふくらはぎの筋は伸長されていきます。
一度試してみてはいかかでしょう
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