☆温める?冷やす?☆
2020/06/28
『温めた方がいいの?それとも冷やした方がいいの?』と聞かれることがよくあります。
日常的な肩コリや腰のハリ、運動後の筋肉痛、打撲や捻挫など、体のケアをする際に温めるべきか?冷やすべきか?悩む人も多いみたいです。
最も一般的な概念としては『炎症がある時は冷やすです。
炎症とは
熱をもつ(熱感)
痛みがある(疼痛)
赤くなる(発赤)
腫れる(腫脹)
の4つの兆候を指します。
・足を捻挫して腫れている時
・傷口からバイ菌が入って熱感がある時
・ギックリ腰をして強い痛みがある時
などは氷水やアイスパックなどで冷やします。
1つの目安として
今現在その箇所に炎症があるか?ないか?がポイントになります。
「温める」のか「冷やす」のかの違いを、別の視点で考えると
●血液の流れを促進させたい
●血液の流れを抑制したい
かの違いです。
○温めるケア=血流の促進
○冷やすケア=血流の抑制
になります。
人間の体は血液の流れに基づいて、酸素やエネルギー源の運搬、老廃物の回収が行われていますので、血液の流れが良ければ、体内の隅々にまで酸素やエネルギー源が送られて健康的になっていきます。
ですから、疲労が溜まっている時や筋肉がこわばっている時は、基本的に温める方がいいということになります。
逆に冷やした方がいいのは、その箇所に血液を送りたくない時です。
体にボールが直撃して内出血が起こっているとき、その箇所にたっぷり血液を送ったらどうなるでしょうか?
内出血がさらに悪化して、皮下組織の内部でうっ血してしまうのがイメージできるかと思います。
このようなときはアイシングによって血管を収縮させ、必要以上に血液を送り込まないようにします。
例外となるケースもありますので、判断に迷う際は、ご相談くださいね!
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