☆体はどうして硬くなるの?☆
先日来院された方から『体ってどうして硬くなるの?』というご質問をいただきましたので、その原因についてまとめてみました。
体が硬くなる原因は
・短期的な要因
・長期的な要因
があります。
今日は、短期的な要因についてまとめてみます
【短期的な要因】
体(筋肉)を硬くする短期的な要因は4つといわれています。
①猫背などの不良姿勢
②寒さ
③ストレス
④内臓の疾患
①猫背などの不良姿勢
皆さん、人間の頭ってどのくらいの重さか知ってますか?
答えは4〜5kgです。
これは、ボーリングの球と同じくらいの重さです。
猫背になると頭が前に出てしまい、首や肩や背中の筋肉に大きな負担をかけることになります。
負担をかけ続ければ、筋肉はやがて硬くこわばります。
特に長時間のデスクワークやスマホを触る時などは要注意です。
②寒さ
人間は恒温動物なので、体温を保ち続ける必要があります。
熱を生産する働きの大部分は筋肉が担っています。
気温が下がると
・筋肉の収縮によって熱を生み出そう
・発生した熱を逃さないようにしよう
とする働きが起こり、筋肉が硬くこわばります。
また、筋肉を覆う筋膜などは、コラーゲンでできているため温度が高いと柔らかく、低いと硬くなるという性質があります。
③ストレス
人間の体には、無意識に体の働きを調整してくれる自律神経が存在します。
体のスイッチをONにするのが交感神経
スイッチをOFにするのが副交感神経です。
ストレス環境下にいるとスイッチONの状態(交感神経優位)が長くなり、筋肉を過剰に働かせてしまいこわばらせてしまいます。
④内臓疾患
不良姿勢や寒さに関係なく肩や背中、腰などが硬くなることがあります。
これは”内臓機能の低下”が原因だと考えられています。
例えば
・胃の調子が悪いと肩甲骨の下あたりの筋肉が硬くなる
・心臓の働きに異常があると左肩の筋肉が硬くなる
・腎臓や尿管に結石があると腰の筋肉が硬くなったり、痛みが出る
などです。
①〜③に当てはまらない場合は注意が必要です。
念のため医療機関を受診することをお勧めします。
①〜③の要因に対しては、日頃からストレッチや軽い運動をしたり、整体やマッサージなどメンテナンスをすることで改善することができますので是非ご自身に合った方法を見つけてくださいね!
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