「楽な姿勢」と「良い姿勢」の違い
すこしづつ元の生活に戻ってきてはいますが、在宅勤務が増え今までと環境が変わり、
かなり身体が硬くなって来院される方が増えてきております。オフィスと自宅では机やイスが
ちがうのでどうしても身体の使い方などが変わってしまいます。
地球上には重力が存在し、人間の身体はこの重力に逆らって動いています。身体は丸まりやすい
構造になっているので重心が前方にかかりやすく、これを後面の筋肉が頑張って前に倒れて
いかないように支えています。
「楽な姿勢」は後面の筋肉がサボった状態になり、身体は前に倒れていきます。
こうなると背中が丸まり、頭部が前方に出て姿勢は悪くなっていきます。
この姿勢は筋活動が少なく、かつ重心が安定しやすいので「楽な姿勢」に感じます。
ただ「楽な姿勢」=「良い姿勢」ではなく、理想は「良い姿勢」を楽にとれるようになること。
不良姿勢の予防にはまずは意識が大事。「楽な姿勢」でいるとそれなりの筋肉しか使わなくなり、
姿勢を維持するための筋肉が衰えていってしまいます。
ただ、筋肉はいくつになっても鍛えれば大きくなるし、ストレッチをすれば柔らかくなります。
ぜひ今一度自分の身体に意識をしてみてくださいね
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