☆筋肉内の『ゴリッ』の正体☆
2020/06/01
首や肩、腰などに『ゴリッ』とした筋肉の塊りを見つけたことがある方も多いと思います。
このゴリッとした塊りは筋硬結と呼ばれるもので、アクチンとミオシンという筋繊維が膠着した状態です。
特徴は
・局所的に生じる
・圧迫した時に強い痛みを感じる
などがあげられます。
筋肉の収縮というのは
①神経からの刺激が入る
↓
②筋肉内のカルシウム濃度が上がる
↓
③アクチンとミオシンが連結する
↓
④ミオシンがアクチンを引っ張る
という一連の流れでできています。
筋肉に過剰なストレスがかかってくると、カルシウムの放出が慢性化してきます。
↓
すると、筋肉内のカルシウム濃度が常に高い状態になります。
↓
すると、アクチン線維とミオシン線維は連結しっぱなし(くっつきっぱなし)になり、次第に膠着してきます。
膠着が進めば進むほど血行が悪くなり、筋肉内における「酸素不足・エネルギー不足」がより顕著になり、発痛物質が拡散されていきます。
その結果『ゴリっとした痛みのある塊』に進化してしまうのです。
【対処法】
ミオシンとアクチンの連結を解除するのに必要なのは
①血液の良好な流れ
②姿勢や動作の見直し
です。
ケアの方法としては
①温めること=入浴、ホットパック、軽い有酸素運動など
②筋肉をほぐすこと=整体やマッサージ、鍼灸、筋膜リリースなど
③伸ばすこと=ストレッチなど
がお勧めです。
膠着が強まってしまうと、柔らかくするのが難しくなるので、早め早めの対処が大切です。
『少し凝ってるかな?』程度でほぐしておくこと良いと思います。
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