ウエストを減らして姿勢を変える呼吸
「5分でウエストが減る!」
昨日もあるテレビ番組でやっていましたね。
健康館でもたびたび出て参ります、このフレーズ。
姿勢が崩れ、呼吸が浅くなることによって、
本来の位置から内臓などが落ちてきてしまい、
タプンとしたお腹になってしまうことが
ひとつの大きな原因となります。
そして、この弊害はもうひとつ。
肩こりや腰痛、慢性的な疲れや冷えといった
慢性的な症状の原因ともなります。
そこで、見直したいのが『呼吸』なのですね。
生きていくうえで何不自由なくしている呼吸ですが、
ちゃんとできているかは別なのです。
とはいえ、呼吸法と調べると沢山出てきます。
ので、ここでは、身体のチカラをぬいて
姿勢を元に戻す(正す)ことのできる呼吸
ができるようになることを目指してみようと思います。
まず、ヨガでいう“コブラのポーズ”のような姿勢をとり
お腹から横隔膜をストレッチしながら
呼吸を続けていくという方法があります。
肩や腰、首などのチカラを全部抜いて、
3秒で吸って、7秒で吐きます。
吐き切ったら、ゴホンと咳をするようにすると
さらに下腹部にチカラが入ります。
その下腹部に入ったチカラはそのままにして、
また息を3秒かけて吸い、7秒で吐きます。
これを何度か繰り返します。
この後に、伸ばしたところを縮めていくような
エクササイズを少ししてあげるとより良いです。
↓こんな感じ。上向きで膝を抱え込むような感じでもOK。
ただ、腰に負担がかかってしまうような場合は
座ったまま、立った状態で呼吸だけやるところから
始めてあげるとよいです♪
この時に、肩や腰のチカラが入らないことは
注意してあげてください。
そして、肋骨が動くのを感じてみて下さいね。
肋骨が動かない場合は、
横隔膜など呼吸に使う筋肉が
伸び縮みしづらくなっているので
肋骨が動くことを目標に続けていきましょう。
これだけでもカラダの余分なチカラが抜けて、
本来の正しい姿勢が取りやすくなります。
では、今日も穏やかに過ごせますように~。