一番最初に硬くなるところ
『あ!つく!!ほんとだねー』
前屈で手が床に届くようになったときって
意外とうれしいです。
久しぶりに、変化の写真をアップしてみます。
50代男性、ゴルフをされる方です。
身体の硬さを知ろうと思ったら、
まず前屈したり、身体をねじってみたりしますよね。
で、例えば、『前屈で床に手がつかない!』となると
『脚が硬い』と思って、太ももやふくらはぎのストレッチを
される方が多いと思います。
もちろん、太ももやふくらはぎといった
足の裏側の筋肉や筋膜が伸びないという理由もありますが、
もうひとつ、とっても重要なところが
硬くなっていることに気づくと、先ほどのように、
届かなかった手が届くようになったりします。
ここが硬いことによる弊害は非常に多く、
肩こり、首こり、腰痛、背中の張り、猫背、呼吸が浅くなる、
下腹部がぽっこりする、疲れが取れにくくなるなどがあります。
逆に言うと、ここは柔らかくしておいた方がいいところ。
肝心の『ここ』とは、『おなか』『横隔膜』です。
健康館ではもうおなじみになってきましたね。
おなかから深く吐くことができないと、呼吸が浅くなるため
首や肩や背中を余計に使ってしまうことになります。
特に、下腹部の筋肉と横隔膜は拮抗の関係にあるため、
どちらかが使えなくなると、もう片方の機能もおかしくなります。
横隔膜やおなかが柔らかくなると、
息が深くできるようになり、呼吸がとてもラクになり、
身体のチカラが抜ける感じが分かります。
横隔膜やおなかが硬くなる原因は、
パソコンや家事、運転などの前に丸まる姿勢のほかに、
食べすぎや飲みすぎ、ストレス、悪い姿勢、
運動不足などたっくさんあります。
日本人の身体の中で一番はじめに硬くなるところ
とも言われるくらい、
じつは横隔膜やおなかが硬い人は多いです。
ちなみに自分で柔らかくしようと思ったら、
ストレッチ、あるいは深呼吸が有効です。
身体は柔らかくなるものです。
まずは自分のおなかをチェックしてみて下さいね。