つらい生理痛から卒業するために。
生理痛。生理不順。
ない方もいれば、とても重たい方もいらっしゃいますが、
トラブルがあると毎月のことなので、
とても気になることではないでしょうか?
これら生理痛や生理不順を改善するためには、
子宮を柔らかくしておくことが大切なのです。
子宮は毎日、そして毎月のリズムでキューッと縮んだり、
ふわーっと緩んだり、コントロールされています。
しかし、運動不足や姿勢の悪さストレスなどの影響で
子宮が固まってしまうと、このリズムが崩れてしまい、
月経トラブルを引き起こすことになってしまうのです。
そのためのいくつかのステップをご紹介します。
①脳のリラックス
子宮は脳によってコントロールされています。
しかし、ストレスを抱えていたり、パソコン仕事などで
目を酷使することが多いとだんだんと脳が疲れてきます。
すると、子宮の動きをコントロールすることができなくなり、
子宮は硬くなったまま動かなくなってしまうのです。
ですから、視界から情報をシャットアウトし、
「考える」モードを強制的にOFFにしてあげることが効果的です。
②呼吸
そして、ストレッチのときにもよくお伝えしますが、
普段何気なくしている『呼吸』がとてもとても重要です。
・呼吸に合わせて、子宮がマッサージされる
・血流がよくなり、子宮もポカポカと暖められる
・身体がリラックスして、子宮も柔らかくなる
など、呼吸からもたらされるものは多いのですが、
猫背やストレスなどで身体にチカラが入ってしまうことで
呼吸が浅くなってしまうと、この恩恵はなくなってしまいます。
1日5分でもいいので、深い呼吸を意識的にすると
子宮の健康も整えることができるのです。
③生活リズム
さらに、早寝早起きをして、太陽と月とともに
生活リズムを整えていくと、子宮はどんど健康になります。
身体には子宮の働きを活発にしたり、お休みさせたりする
ホルモンが流れているのですが、このホルモンの働きは
光を浴びると休憩モードに入り、その14~16時間後にまた再開されます。
つまり、「太陽の光とともに生活する」ことが
健康的な子宮をつくるための秘訣になります。
④軽い運動
そして、子宮は骨盤に包まれているのですが、
運動不足や悪い姿勢により、骨盤の動きが減ったり、
骨盤周りの筋肉が硬くなってしまうことで、
子宮もこり固まってしまいます。
子宮に心地よい刺激を与えるためには、
よく歩くことがオススメです。
姿勢を正して、身体をリラックスさせながら、
ゆったりと歩く程度で十分なので
続けてみることで変化を実感できるはずです。
⑤食事
身体を整えるときに、外からだけでなく
内からも整えていくことはとても大切です。
食事で意識したいことは、野菜の割合を多めにすること。
野菜は消化が早いので、胃腸が疲れることなく、
サラサラの血液を作ってくれ、さらに栄養も水分も豊富なので
子宮により行き渡りやすくなります。
それに比べ、お肉や乳製品を摂りすぎることによって、
胸がパンパンにはったり、生理がひどくなることがあります。
本来なら、冷たいものや甘いもの(白い砂糖)、乳製品も
できるだけ避ける方がよいのですが、
「おいしいな」「幸せだな」と感じながらいただくことが
優しく柔らかな子宮を作るためには大切です。