☆梅雨時に眠くなったり、身体がだるくなったり、頭痛がしたりしませんか? 【原因編】☆
例年にはない速さで梅雨入りしましたね
5月の爽やかな気持ちのいい季節をほとんど感じることができずに残念です
ところで、梅雨時は昼間に眠くなったり、身体がだるかったり、頭痛がしたりするということはありませんか
これは、梅雨ならではの気圧や湿度、気温などの影響と言われています。
【気圧の影響】
梅雨になると日本付近には梅雨前線が停滞し、その前線上を『低気圧』が通過していきます。
そのため、私達の身体は『低気圧』による影響を受けやすくなります。
『低気圧』では、空気の密度が薄く軽くなるため、高地の山の上など気圧が低いところに行ったり、飛行機内でお菓子の袋がパンパンになってしまうのと同じような現象が身体にも起こります。
低気圧になると身体は膨張しやすくなり、血管やリンパ、脳、臓器など身体のあらゆる部位が膨らんでしまいます。
血管が膨張すると、血流が悪くなり酸欠やむくみを引き起こし、肺が膨張すれば、酸素が血液に送られにくくなり、全身への酸素の供給量が通常時よりも減ってしまいます。
酸欠状態では身体全体がだるくなったり、脳の働きが鈍化してしまうため、眠気が生じる原因となるのです。
また、人間には、外部の環境にかかわらず、一定の状態を保とうとする調節機能『恒常性』(ホメオスタシス)があります。
低気圧により身体の部位が膨張すると、身体はいつもの状態に戻そうと活動し交感神経が活発になります。
また同時に、自律神経は低気圧になると副交感神経を活性化させるため、梅雨の時期は副交感神経が優位になり、常に『お休みモード』に入っています。
その結果、相反する働きをする交感神経と副交感神経からなる『自律神経系』が乱れてしまい、眠気やだるさなどの原因となります。
次回は、梅雨時の体調管理【対策編】をお伝えしま~す
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