☆ストレッチで伸ばしたままキープすると筋肉が伸びやすくなるのはナゼ❓☆
2021/03/04
『ストレッチで伸ばしたままの状態をキープすると筋肉が伸びやすくなるのは何で』とご質問を頂きました
一般的なストレッチでは、息を吐きながら、ゆっくり体を動かして、伸び感を感じたところで、そのまま20秒程度キープする
というのが一般的な考え方になっています。
なぜ20秒程度もキープする必要があるのか
また、キープをしているときに体の中で起こっていることをまとめてみます
【伸ばしたままをキープする理由】
伸ばしたままをキープすると、筋肉の緊張を低下させることができるからです。
言い換えると、力が抜けてリラックス状態になるということです。
一定時間伸ばしままをキープし続けると、筋肉は力が抜けて柔らかくなってきます。
【どうして力が抜けるのか】
筋肉の末端にある腱や筋腱移行部には『ゴルジ腱器官』と呼ばれるセンサーが内蔵されてい腱にて、腱にかかる『張力の大きさ』を感知しています。
ゴルジ腱器官が張力(引っ張られる力)を感じ取ると、神経と脊髄を介して『もう少しリラックスして緩みなさい』という指令を筋肉に送ります。
この『リラックスして緩みなさい』という指令が筋肉の脱力につながります。
このメカニズムを上手に活用すると、普段のストレッチがより効果的になります。
腱の部分をしっかりと伸ばす(張力をかける)ことで、筋肉はより緩みやすくなります。
【腱を伸ばすためにはどうしたらいいか】
筋肉と腱では、筋肉のほうが圧倒的に伸びやすい傾向にあります。
ストレッチの動き始めや中間域では、ほとんどの伸びを筋肉が占めてしまいます。
ですから、腱を伸ばすためには、痛みの出ないない範囲(痛気持ちいい程度)で『もうこれ以上伸ばせない・・・』という動作の最終域まで伸ばすことが大切です。
普段からストレッチを行っている人も、これから始めようと考えている人も
以上の事を意識して、より効果的にストレッチを行ってみてくださいね~
天白区 整体 ストレッチ
21世紀健康館 六波羅