☆在宅勤務でストレスが溜まっている・・・☆
2020/12/05
先日、
『コロナが流行って在宅勤務になってから、左の肩から首がガチガチに固まって、左側の頭が痛くなるようになってしまって…』
という方が来院されました。
このように『在宅勤務』が増えてから、今まで以上に
肩が凝ったり、腰が痛くなったり、頭痛がしたり、体調を崩してしまう方が増えています
その原因として考えられることは
仕事と私生活のメリハリが無くなる
『在宅勤務』は場所にも時間にもとらわれない、自由な働き方が実現する一方、全てが自分次第なので、慣れていないと時間管理が難しい側面もあります。
仕事をする時間帯や負荷を自分で決められるところは利点ですが、注意しないといつまでもダラダラと仕事を続けてしまい、オフィス勤務よりも長時間労働になってしまうことも少なくないようです。
生活リズムが崩れる
好きな時間に起きてダラダラと仕事をしてしまうことで、生活リズムが崩れてしまうという事態もよくあるようです。
通勤が無くなることで早起きする習慣が無くなってしまい、昼近くに起きて、夜遅くまで仕事をし、昼夜逆転生活になってしまうことも珍しくありません。
運動不足
通勤で歩く時間が減るだけでなく、外に出る機会も少なくなってしまうことで、運動不足に陥る人も多いようです。
一日中パソコンに向かっていると、腰痛や肩こりの原因にもなってしまいます。
体を動かさず、ずっと部屋にこもっているだけでも、気分がふさぎ込んでしまうため、意識的に身体を動かす必要があります。
コミュニケーション不足
遠隔でコミュニケーションをとっていると、休み時間に仲間と世間話をしたり、仕事が行き詰った時に相談をするなど、オフィス勤務では当たり前に行ってきたやりとりが希薄になってしまいます。
孤独感を感じるだけでなく、やりとりが上手くいかず、業務に支障が出てしまうような状況になると、ストレスを抱える原因にもなってしまいます。
こんな時はどうする?
仕事がはかどらなくて困ったら
①いつもと違うワークスペースでリフレッシュ
在宅勤務を始めたものの、生活空間と同じ場所にいるため思うように仕事がはかどらず、悩んでいる人もいるでしょう。
そんな人は、オフィスでは実現できない、快適なワークスペースを作るのがおすすめです。
デスクに観葉植物を置く、好きな音楽を流す、お気に入りのマグカップでコーヒーを用意するなど、気持ちよく仕事ができる空間を作ってみましょう。
また、ワークスペースをいつもと違う場所に移動すると気分が変わります。
仕事に行き詰まったら、リラックスできるソファで仕事をしたり、ベランダのバルコニーにテーブルを出して作業をしてみると、思いがけないアイデアが生まれることもあるでしょう。
②タイマーを使って時間管理
自宅で働いていると、プライベートと仕事のオン・オフがつけにくいため、集中せずにダラダラと仕事をしてしまいがちです。
結果的に退勤時間になっても仕事が終わらず、夜間や休日に及ぶ長時間労働につながることも。
在宅でも効率的に仕事を進めるためには、時間の管理が大切です。打ち合わせなど相手がいる予定がなくても、「午前中はこの仕事をする」「この作業は2時間で終わらせる」といったおおまかなスケジュールを立てて、決めた時間内で作業を終えることを目指しましょう。
「30分集中したら5分休む」というようなルールを決めて、タイマーを使って時間を区切るのも良いでしょう。
スマホのアプリではなくキッチンなどで使うタイマーで計ると、スマホの画面を気にせずに集中できるのでおすすめです。
■孤立感がツライ人
①気軽にコミュニケーションを取れるツールを活用
周りに同僚がいないことで、孤独や不安を感じやすいテレワーク。対面の機会が減るからこそ、孤立感によるストレスを解消するため、積極的に同僚とコミュニケーションをとりましょう。メールや電話、WEB会議ツールなど仕事の話に適したツールだけではなく、何気ないやりとりが気軽にできるチャットを利用するのがおすすめです。テレワーク中の困りごとも相談しやすい環境を作ることで、不安で気持ちが落ち込むのを防げます。
②リモート飲み会で同僚と交流
チームの親睦を高めるためのイベントの開催も、ストレス解消のために有効です。在宅勤務が一般化すると、休憩時間や仕事が終わった後などに同僚と交流する機会が減ります。新人がチームに加わっても、タイミングによっては歓迎会が開催できないこともあるでしょう。仕事以外の話をする時間が持ちにくいため、メンバーの人となりを知るきっかけが減ります。
助け合いながら良い雰囲気で仕事をするために、チームの親睦を深めることも大切。テレワーク中の交流を活性化させるイベントとして、リモート飲み会を開催するのがおすすめです。乾杯して、リラックスして会話をすれば、仕事中には話しにくいことや悩みも伝えやすくなります。リモート飲み会は、育児中の社員や遠隔地に住む人も参加がしやすく、それまでゆっくり話をする機会のなかった人と交流できるというメリットもあります。
■運動不足を感じている人
①一日一回散歩をしましょう
出勤したり取引先に訪問したりと、仕事で移動していた人は、外出できないことにストレスを感じることもあるでしょう。また、通勤で歩く時間が減ることが、運動不足にもつながります。体重が増えるなど、体のコンディションが悪くなるリスクもあります。
運動不足を解消するために、仕事を始める前や、仕事の合間の決まったタイミングに、家の近くを軽く散歩しましょう。また、日光を浴びるとセロトニンという神経伝達物質が脳内に分泌されます。セロトニンは精神を安定させたり、頭の回転を良くする効果があると言われています。外の空気を吸うことは気分のリフレッシュにもつながるため、仕事に煮詰まったときにも散歩はおすすめです。
②ストレッチや室内でできる運動をしましょう
長時間、同じ姿勢でパソコン作業などの仕事を続けることは、肩や首の凝り、目の疲れを引き起こします。時間を決めて仕事の合間にストレッチを行うと、凝った体を伸ばせて、リフレッシュもできます。また、デスクに座ったままできるエクササイズも運動不足の解消におすすめ。たとえば、イスに座ったまま膝を揃え、足を床から10cmほど浮かせて姿勢を保ち、慣れてきたらつま先を上下に動かす運動で、お腹のエクササイズやふくらはぎのむくみ解消ができます。
■在宅勤務中も規則正しい生活を
決まった時間に会社に行って働くオフィスワークとは違い、私生活との区別がつけにくい在宅のテレワーク。仕事がはかどらない、運動不足などの問題の多くには、生活リズムの乱れが関わっています。テレワークでストレスを溜めないためには、規則正しい生活が大切です。仕事を始める前には着替える、午前中に散歩をする、1日のスケジュールを組むなど、まずは自分なりのルールをひとつ決めてみましょう。リラックスする時間と仕事のメリハリを意識することが、テレワークのストレスを防ぐための第一歩です。
整体やストレッチなどを受けた後は皆さん楽になってお帰りになりますが、また次の日から在宅勤務が続き、すぐに戻ってしまうのが現状です
日頃から対策を取ることで、少しでも快適に過ごせるようになるといいですね
天白区 整体 ストレッチ
21世紀健康館