☆体温リズムを整えて、毎日を快適に過ごす☆
2020/11/23
体温は1日のうちで1~1.5度も変動しているのを知っていますか?
体を動かすときには体温が高いほうが活発に動けるし、反対に、休息するときには低いほうがいいのです。
このリズムを知り、整えることで、集中力や睡眠の質が大きく変わります。
では、体温のリズムを整えるにはどうしたらよいか?
体温は上げるべき時間帯にしっかり上げれば、あとは自然に下がるそうです。
なので、体温を下げることは考えず、上げることだけ考えれば大丈夫。
そしてもっとも体温を上げるべき時間帯は、夕方だそうです。
■夕方に居眠りはNG、運動して体温を上げる
起床11時間後、6時に起床する人なら17時に深部体温はピークに達します。
体の活動性が最も高まる時間帯です。
スポーツ選手のベストレコードもこの時間帯に多いそうです。
この時間帯は、体を動かしてしっかり体温を上げることが重要だそうです。
逆に、もっともしてはいけないのは、体温を下げる居眠りです。
夕方の居眠りを止めたことで、就寝時にしっかり体温が下がるようになり睡眠の質が改善し、寝つきや朝の目覚めが良くなり、日中に襲われる眠気なども改善されるという事例が多いそうです。
夕方は居眠りしない、横にならない、座るより立っているほうがいいし、運動すればさらに効果的という事だそうです。
階段の上り下り、ジムに行くなど、運動の種類や強度はバラバラでもいいですが、その頻度が重要です。
生体リズムは多いほうに同調するので、1週間のうち4日でOK、毎日やらなくても大丈夫です 。
どうしても時間が取れないという人は、デスクワーク中の姿勢を正すだけでも効果があります。
正しい姿勢を維持するためには筋肉を使うからです。
激しい運動をするならこの時間帯までにしてください。
このあとの時間に体温が上昇しすぎると、今度は就寝までに体温が下がらなくなるからです。
軽いウォーキングやストレッチなどならOKです。
■就寝1~2時間前/入浴後の放熱がカギ
夕方に運動をしそこねちゃったというひとも、もう一度体温を上げるチャンスがあります。
それは入浴です。
運動は筋肉を動かすことで自ら熱を作り出して体温を上げますが、入浴は外部から熱をもらって体温を上げます。
自分で熱を生み出せる体を作るのがベストではありますが、入浴の効果はかなり大きいです。
体温を上げて就寝前の放熱に導くためには、いくつかのポイントがあります。
まず、湯船につかること。
帰宅が遅くなるとシャワーだけで済ませたくなるかもしれないが、シャワーには深部体温を上昇させる効果はありません。
疲れているからすぐに寝たい、というときでも、湯船につかって一度体温を上げたほうが、深い睡眠が得られ、結果的に疲れが取れるのです。
二つ目は、風呂を出てからすぐに布団に入らないこと。
入浴後、少なくとも30分ほど時間を空けて、放熱してから布団に入ったほうが寝つきがよくなります。
三つ目はお湯の温度。
基本的には38~40度のぬるめのお湯のほうがいいですが、どうしても熱い風呂に入りたいという人は、放熱の時間を長めにとる必要があり、入浴後から就寝まで、2~3時間あけたほうがいいようです。
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