☆ストレスと肩や首の凝り☆
2020/11/11
先日、
『今まで肩とか首が凝ったり、痛いという感覚とは無縁だったのに、職場の環境が変わって、強いストレスを感じるようになってから肩と首の凝りや痛み、とひどい時には頭痛までするようになった』
という方が来院されました。
お仕事は、一日中パソコンを使ったデスクワーク。
長時間の同一姿勢と姿勢が崩れて(猫背)肩や首の筋肉に負担がかかり続けている事により、肩や首が凝ってしまうというのが一般的ですが、この方は職場の環境が変わって強いストレスを感じるようになってから症状が出てきました。
このことから、ストレスが大きな要因になっているのではないか?ということで『ストレスと肩や首の凝りや頭痛との関連性』について調べてみました。
【ストレスからくる痛みのメカニズム】
ストレスからくる肩や首の凝りなどは、大きく分けて2つあります。
①交感神経を刺激する自律神経ルート
②運動神経を刺激する脳脊髄神経ルート
精神的ストレスが強まると
『自律神経ルート』は交感神経が興奮し、血管が収縮します。
『脳脊髄神経ルート』は脳が受けたストレス情報が神経線維に伝わり、筋肉を緊張させます。
どちらのルートも血行を悪化させるため、肩や首の凝りの要因になります。
肩や首の凝りを感じていて、以下の状態に心当たりがある方は、ストレスが関係しているかもしれません。
・仕事が忙しい
・新しい環境になじめない
・イライラする
・寝つきが悪い
・不安や悩みがある
・朝、気分が優れない
・気が張り詰めている
・気分がへこんでいる
【ストレス対策】
■食事を楽しむ
■睡眠をしっかりとる
■適度な運動をする
■趣味で気分転換をする
■リラックスできる時間を作る
■思い切り喜ぶ、泣く、笑うなど感情を発散させる
などが挙げられます。
その中で、今回は『笑い』にフォーカスを当ててみます。
『笑う門には福来る』とはよく言ったもので、『笑う』と身体の中で沢山のいいことが起こります。
笑うことにより元気になったり、生きる活力が出るだけではなく、免疫学的効果が認められています。
ストレスを感じたときに増加するホルモンであるコルチゾールの分泌が減ったり
気分を安定させ、前向きにする神経伝達物質セロトニンの放出が活性化し意欲的になります。
精神の高揚感をもたらすエンドルフィンやドーパミンの分泌が増えることも明らかになっています。
また、ナチュラルキラー細胞が活性化され、免疫力も高まります。
お笑い番組を観たり、気の合う仲間や家族と楽しい時間を過ごして沢山笑ってご機嫌さんで過ごしていきましょう♪
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