☆コリと痛みの関係性☆
2020/06/28
コリが痛みを引き起こすプロセスは以下の一連の流れに基づきます。
① 筋肉の『動き』が不足し
↓
② 『筋ポンプ』の働きが低下すると
↓
③ 『血液の流れ』が悪化します
↓
すると
↓
④ 『老廃物』が蓄積し
↓
⑤ 筋肉内の『環境』が悪化(酸化、酸素不足)することで
↓
⑥ 筋肉内にコリが生まれます
↓
これを受けて
↓
⑦ 『伝達物質』が脳へ行き着くと
↓
⑧ 脳が『痛み』を知覚します
最大の原因は『血液の流れが悪くなること』にあります。
基本的に血液の流れは
・心臓の拍動
・筋肉の伸び縮み運動(ポンプ作用)
によって促進されていきます。
しかし、長時間同じ姿勢を維持し続けると、筋肉の動きが減少して、筋ポンプがうまく働かなくなります。
すると新鮮な血液が不足し、筋肉内が『酸素不足や栄養不足』になっていきます。
この状態が長く続くと『あそこの筋肉、ちょっとピンチだよ』と脳に対してSOS信号を伝えます。
このSOS信号こそが『痛み』の知覚になっているのです。
コリによる痛みやだるさの大部分は『新鮮な血液が不足しているよ』というSOS信号ですから、その部分に新鮮な血液を送ってあげることが大切です。
具体的には
● マッサージや指圧など(圧を加えるケア)
● ストレッチ(伸張ケア)
● お風呂やホットパックなど(温熱ケア)
● ジョギングやヨガなど(有酸素運動)
が代表的なケアの方法になります。
長年、SOS信号を無視し続けていると感受性が低くなり、痛みすらも感じにくくなってきますので早め早めにケアをしていくことが大切です。
コリを予防する為には『血液の流れが良い状態をキープする』ことが大切です。
そのためには『筋肉を固めない』こと、つまり『筋ポンプ』の働きを良くしておくことが大切です。
□ デスクワークの人は、1時間に1回は席を立つ
□ エスカレーターやエレベーターではなく、階段を使う
□ バックはリュックタイプにし、腕をしっかりと振る
□ 1日の終わりに軽いストレッチや運動をする時間を作る
□ 週に1度は軽いランニングやウォーキングをする
などのちょっとしたことを取り入れてください。
一度硬くなってしまった筋肉は、その『内圧』によってさらなる血行不良を招き、どんどん硬さが増していき『痛み』を感じ始めると、その影響で交感神経が刺激されて、更なる筋肉の緊張状態を作り、負のスパイラルに陥りますので、早めのケアが大切です。
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