正しい呼吸をするために
2020/06/12
姿勢の悪さから呼吸が浅くなることは以前にお伝えしたと思います。
では「正しい呼吸」のための以下の3つはどうなっていますか?
(すべて正解でないと正しい呼吸はできません)
①鼻呼吸or口呼吸
②上の歯と下の歯はついているor離れている
③舌先の位置はどこにある?
(下に収まっている・前歯についている・宙に浮いている・上顎についている)
正解は…
①鼻呼吸
基本的に「鼻は呼吸をするところ」、「口は飲食をするところ」このように
ヒトの身体は設計されています。鼻を空気が通ることで加温・加湿する効果があります。
この加温・加湿がとても大事で酸素が血液に入り込みやすい環境になります。
そして鼻には毛や粘液があるため細菌やウイルス、ホコリなどの異物が体内に
入り込まないようにするフィルターの役割をしています。
②上の歯と下の歯は離れている
上下の歯と歯はほんの少し離れているのが顎の関節や筋肉が最も楽な状態です。
もし上下の歯が接触している場合は顎の筋肉(咀嚼筋)に力が入っている状態であり、
特に咬筋は力が強く、くいしばりのクセがある方などは
顎関節症や首肩のコリ、頭痛の原因になります。
③舌先の位置は上顎についている
舌は上の歯のやや後ろの上顎についているのが正しい位置です。舌の位置が悪いと口呼吸になりやすく、
気道が狭くなるので息苦しさを感じやすくなります。すると無意識に猫背姿勢になり
呼吸をしやすい悪い姿勢になってしまいます。
以上の3つは正しい呼吸をするための基礎になります。できていない人はこれが
無意識にできるようになるまでしっかり意識してみてくださいね~
名古屋市天白区の整体なら21世紀健康館