☆あなたの腰痛はどのタイプ?☆
2020/05/24
健康館に来院される方々の中でも肩コリと並んで多いのが腰痛です。
腰痛は日本人の約8割の方が1度は経験したことがあると言われています。
慢性的に腰痛があると、その痛みをかばう様な動作や姿勢を続けてしまい、姿勢の悪化や他の部位に痛みを出したり、酷い時は脊柱の変形を起こしてしまう場合もあります。
また、腰痛の原因が外的なものばかりとは限りません。普段の姿勢が影響していることもあれば、内臓疾患が原因となることもあります。
【日常生活での習慣によるもの】
腰痛は様々な原因が考えられまが、そのほとんどは筋肉がなんらかの影響を及ぼして起こることが多いようです。
①同じ姿勢が続く
1)長時間のデスクワーク
2)立ちっぱなしの作業
3)長時間の車の運転 など
「長時間のデスクワーク」や「車の運転」は、同じ座り姿勢が続くため腰部に重心が集中します。そして姿勢を保とうと腰周りの筋肉が緊張し、 硬直することで痛みがあらわれるのです 。
②腰の筋肉や筋膜などの損傷
1)重たい荷物を持つ
2)激しいスポーツ など
上半身の力だけで重い荷物を持ち上げようとすると腰に力が集中し筋肉が硬直 したり、激しい運動で過剰な負担がかかったために腰の筋肉が損傷し痛みがあらわれます。
いわゆるギックリ腰などがこれにあたります。
このように腰部の筋肉は、身体の構造的に負担が掛かりやすく緊張しやすいので、普段から姿勢や動作に注意する必要があります。
このタイプの腰痛は、健康館での整体やストレッチなどで改善することができます。
【内臓疾患によるもの】
腰痛の原因として、もう一つ考えられることは内臓疾患です。 内臓は腹部の空洞(腹腔)に収まっていますが、腹腔の大きさは正常な状態の内臓がぴったり収まる大きさです。疾患の影響によって内臓が肥大すると、内部から腰が圧迫され、腰痛となって現れる場合があります。
では、内臓疾患を原因とする腰痛は
1)姿勢を変えても痛みが変わらない。
2)整体やマッサージをしたり温めたりしても痛みが変化しない。
などです。
これらの腰痛を引き起こす代表的な内臓疾患としては、以下が挙げられます。
【卵巣のう腫】
激痛はなく、慢性的に軽い痛み。腰が張るような感覚。
【腎臓結石】
慢性的な痛みが腰の片側だけに出る。
【膵臓疾患】
腰椎1〜2番あたりに重い痛みがある。(へそから肋骨のあたり)
内臓疾患を原因とする腰痛は、全体の数パーセントと言われていますが、中には命に関わるものもあるので注意が必要です。
このタイプの腰痛は、医療機関での受診が必要となります。
ご自身の腰痛がどちらのタイプが分からない…
という方はお気軽にご相談下さい。
名古屋市 天白区 整体 ストレッチ
21世紀健康館