身体のこわばり、感じていませんか?
年末年始のお休みが明けて、ようやく日常に戻り始めましたね。
長いお休みで、身体が緩むかと思いきや、
だるさが出たり、こわばってしまっていたりして
「ほぐしたい!」「伸ばしたい!」と思う方も少なくないのでは?
身体が冷えた時や同じ姿勢が続いた時などに
筋肉が硬くなって身体が動かしづらい、といったように
“こわばり”を感じることがあります。
肩や腰だけでなく、手や首、足など全身に現れる現象です。
この“こわばり”の原因はいくつかあるのですが、
たとえば、“冷え”。
冷えて血流が悪くなり、老廃物が流れにくくなることで
筋肉が硬くなります。
冬に肩がこると感じる人が増えるのはこういうところからかもしれません。
また、体温が一度下がると免疫力は30%下がり、
体温が一度上がると免疫力は5倍になると言われています。
この時期、風邪やインフルエンザ予防にも体温アップは有効ですね。
そして、“不自然な姿勢(悪い姿勢)”もこわばりを作る原因となります。
デスクワークやスマホなどを使っているとつい
頭が前にでて、肩と腰が丸まった、いわゆる“猫背”になってしまいます。
すると頭の位置が本来の位置よりも前にずれ、
首の後ろから肩、肩甲骨の辺りにまで負担がかかりすぎてしまいます。
結果、首や肩から背中、腰くらいまでが凝ってしまい、
終いには上を向きづらかったり、
正しい姿勢に戻すのがツライとなってしまうのです。
ほかには女性ホルモンの減少も影響すると言われています。
では、どうすればよいか?
まずは、“身体を温める、冷やさない”こと。
特におへそ回りを触って冷たいなと感じる場合は
内臓が冷えているケースが多いです。
手首足首、首と呼ばれるところを温めると共に
お腹周りも腹巻などをして温めるのもオススメです。
もちろん、適度な運動や湯船につかること、
ショウガや根菜類など身体を温めるものを食べるのも◎です。
そして、“正しい姿勢をキープする”こと。
立っている自分の身体を横から見た時に
耳と肩、太ももの外側の骨(大転子)、くるぶしが
まっすぐ一直線にある状態が正しい姿勢となります。
座っているときも耳、肩、大転子が一直線上に
あるところが正しい姿勢、イコール楽な姿勢となります。
とはいえ、これらは日常の習慣にあたる部分。
長年慣れ親しんだ習慣を見直すのはちょっと、、、
と思いがちです。
もちろん、その習慣を変えることはとても根気のいることですが、
その分とても効果的です。
“こわばり”が悪いのではなく、
“こわばり”は身体に負担がかかりすぎてますよーのサイン。
少しずつ受け取ってみませんか??