柔軟性は遺伝する?!
2018/08/13
『わたしは生まれつき身体がカタイから』
『わたしが硬いから子どもも硬いんです』
このように柔軟性についての遺伝の可能性を
たまに聞きます。
実際に柔軟性は遺伝するのでしょうか??
過去の研究結果では、
『数組の“曲芸師”の家族間に遺伝因子がある』
ことが認められているそうです。
しかし、“開脚ができる”“前屈ができる”といったような
一般的な柔軟性には遺伝の影響はほぼ存在しない、
と考えられているようです。
生後半年から2歳半くらいまでの間に身体の硬い子を
見つけるのは難しいとされています。
柔軟性を決める大きな要因は“遺伝”や“加齢”ではなく
不活動を伴う“生活習慣”だと考えられているのです。
柔軟性の高い子どもは
〇運動がすき
〇外で遊ぶ時間や頻度が多い
〇両親に運動習慣がある
といった傾向があるようです。
特に幼少期の子どもは両親の生活習慣の影響を
強く受けて育ちます。
そのため、直接的に遺伝はしなくても、
身体の柔らかい親⇒身体の柔らかい子ども
身体の硬い親⇒身体の硬い子ども
といったような構図が出来上がるのですね。
子どものためにも親である大人の生活習慣を
見直すことが大切です。
ぜひ、親子でストレッチをする習慣を
つけていきましょう。
では、今日も一日元気に過ごせますように☀☀☀