足がつる原因
おはようございます。
世間は今日から夏休みですね~
沖縄より名古屋の方が気温が高いってどうゆうこと!?(笑)
天気予報を見て、ちょっとビックリしてしまいました。。。
ここ1週間はまた相当気温が上がるようなので
しつこいですが、熱中症対策万全にしてくださいねー☀
お水だけを飲んでいると体液が薄くなってしまいます。
なので、麦茶やスイカなど果物、スポーツ飲料といったように
塩分、ミネラルも同時に摂るようにするとよいです。
日頃から塩分を抑えている人なんかは
汗で出てしまいますから、この時期だけは
ちょっぴり余分に摂るようにするといいかもです。
さて、今日は『脚がつる』ということについて
書いてみたいと思います。
『脚がつる』のは、脚の筋肉が痙攣している状態です。
医学用語では「有痛性強直性筋痙攣」や「腓腹筋痙攣」
といいます。
運動不足だったり、水分不足だったりというのはよく聞く原因ですが、
この根本には、『筋紡錘』というセンサーが関わっています。
筋肉が伸びている状態を脳に伝えるセンサーである
『筋紡錘』というものが筋肉内にあります。
実は、この筋紡錘の働きが鈍くなることにより
適切な命令が出せなくなり、結果として
脳が筋肉に対して必要以上に『縮みなさい』という指令を
出してしまい、脚がつってしまうのです。
そして、初めにありました、水分不足や運動不足は
この筋紡錘の働きを弱めてしまうため
足がつる原因と言われているのですね。
筋紡錘の働きが弱くなる原因は他にもいくつかあります。
①運動不足、血行不良、冷え
普段とは違う筋肉の動かし方をしたり、急に力を入れたりして
筋肉に強い刺激を加えたり、身体を冷やしてしまうことで
血行が悪くなり、筋肉が収縮してつってしまうのです。
②水分不足
脱水症状も筋紡錘の働きを弱めます。
水分不足になると、血液中の電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウムなど)
のバランスが崩れ、足がつりやすくなります。
③筋肉疲労
特につりやすい、ふくらはぎや足の裏は、日常生活の中でも
酷使している部分なので、過度な運動による筋肉疲労でつることがあります。
④加齢による筋肉量の減少
筋肉は加齢と共に、筋肉を構成する筋線維数の減少と
筋線維自体が萎縮してしまうことによる
筋肉量の低下がみられます。
筋肉量が低下すると疲労しやすくなります。
⑤ミネラル不足
筋肉や神経の動きを調整しているミネラルのバランスが崩れると
筋肉の異常興奮(痙攣)が起こるとされています。
また、妊娠中は母体よりも赤ちゃんの方に優先的に
栄養が送られてしまうので、ミネラル不足・栄養不足によって
足がつりやすくなります。
さらに、高齢になるほど、ミネラルの吸収率が落ち、
汗や尿と一緒にミネラルも排泄されやすい傾向があります。
⑥腰や骨盤の問題
腰や骨盤に問題があると、血液循環が悪くなりがちになり
足がつりやすくなります。
特に冷房が効いて冷えてしまったり、汗で水分不足になったり、
運動不足になりがちな今の時期こそ足がつってしまう人が増えるのは、
こういう理由からだったのですね。
ということで、脚がつらないためには
☀適度な運動や適切にストレッチをする
☀水分&ミネラル補給をする
☀寝る時に足やお腹を冷やさない
☀バランスのよい食事をする
☀お風呂に浸かったりなどリラックスする
といったようなことを心がけてみて下さいね。