21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

*

質の良い睡眠のためには、ぬるめのお湯に浸かる方がいい理由

   

 

質の良い睡眠のためには、お風呂の温度がとても重要です。

 

「わたし、毎日45℃のお湯に浸かってる。冬は48℃だけどね。」

といわれる方がいらっしゃいました。

熱いお風呂に浸かるのがスキという方もいるでしょう。

そういうわたしも以前は45℃のお風呂に浸かっていた一人です。

 

しかし、お風呂は「38~40℃のぬるめのお湯に浸かる」のが良い

されています。

実際に、わたしも温度を下げて入っていると、

ぐっすりと眠れ、朝の目覚めがよくなりました。

 

もし、熱めのお風呂に浸かっている方は

お試しいただきたいなと思いますが、

なぜ、ぬるめのお湯がいいのか?を

説明してみようと思います。

 

人の体には自律神経という神経があります。

 

交感神経と副交感神経という2つの神経は、

シーソーのようにバランスを取りながら人の健康を維持します。

 

あまり知られていませんが、お風呂は温度のわずかな差によって

この自律神経の反応は正反対に働くのです。

 

自律神経は意識的に働かせることができないもので、

内臓など体のバランスの働きを自律的に調整してくれています。

 

端的にいうと交感神経は人間の心身を

これから狩猟にでも行くような興奮状態にし、

副交感神経は急速、リラックス状態にします。

 

42℃以上の熱い湯に入ると交感神経が高ぶり、

戦闘状態のような興奮状態になるので、

血圧が上がり、脈が速まり、汗をかき、筋肉は硬直します。

 

一方、40℃程度のぬるいお湯は副交感神経が刺激されて

心身がリラックスし、血圧は下がり、汗もかかず、筋肉もゆるみます。

胃腸は休憩時により活発になり、消化がよくなります。

 

 

ということで、眠る前のお風呂の温度は

40℃程度にしておく方がよいのですね。

 

それでも、ほんとー!?という声が聞こえてきそうですが

熱いお風呂だと表面的に温まるのに対して、

ぬるめのお湯に浸かってあげると芯の方から温まります。

 

始めは慣れない感じがあるかもしれませんが、

1週間程度ためしてみてください。

きっとチガイがわかりますので(*´▽`*)

 

今夜もよい眠りがとれますように。。。

 

 - Staffブログ