肩こりの4つの原因
2018/04/18
肩こりは、健康館に来られる方に多い症状ですが、
ほぐしてあげると軽くなったり、なくなったりしますが、
治るわけではありません。
なぜなら、肩こりという症状は結果であって、
原因はほかにあるからです。
つまり、原因となるところを改善しない限り
治るというプロセスは踏むことができないのですね。
さて、肩こりの原因は、人それぞれですが、
大まかに4つの原因をあげてみます。
ひとつだけ当てはまる方もいらっしゃれば、
いくつも当てはまってしまう方もいるかもしれません。
肩こりは生活習慣病のようなもの。
日常生活を見直し、肩こり癖をやめていきましょう。
①運動不足
“社会人になってから運動らしい運動はしていない”
そんな方も少なくないのでは?
やろうと思っても、家に帰ると体力が残ってなかったり
すっかり忘れてしまっていたり。
運動不足により、筋肉の弾力が失われ、また筋力自体も落ちてしまいます。
②姿勢不良(猫背や反り腰)
車の運転、パソコン、スマホなど首がちょこんと前へ出た状態で
キープして長時間、、、こんなことが多いとしたら、赤信号です。
人間の本来の姿勢から大きくズレてしまうことで、
余計な負荷が肩や首にかかり続けてしまい、さらには、
背中全体から骨盤まで歪みを作ってしまうことによって
首肩まわりはもちろんのこと、肩甲骨周りの緊張も強くなってしまいます。
③冷え性
女性に多いと思われがちの冷え性ですが、いまは男性にも多くなっています。
冷房などによる首肩まわりの血行不良からの筋の緊張はもちろんのこと、
運動不足や姿勢の悪さによる筋や筋膜の緊張による血流の悪さからも
冷え性は起こります。
また、首肩周りだけでなく、内臓まで冷えてしまうと
手足など末梢まで冷えが拡がり、全体に強張りを作ってしまうことになります。
④ストレス
精神的なストレスは自分の身体を守ろうと、
過度に身体にチカラが入ってしまいます。
そして、そのチカラを抜くこともしにくくなってしまうため、
筋肉の緊張状態が慢性化してしまい、凝りや張りとなってしまいます。
肩こりもただ重たいだけなら、まだよいものの、
頭痛や吐き気の原因にもなりますし、
常にしんどい状態では本来のパフォーマンスは発揮されません。
できるだけ、痛みや凝りのない本来の快適な状態が
日常化できるように、『日頃からコツコツとよい習慣』を
つけていくようにしたいものですね(*’ω’*)