深呼吸、ブラブラ、ストレッチで脱力する
「最近は無理して姿勢を正そうとしなくても
ラクに姿勢を直せるようになってきた!」
うれしい感想ですね٩( ”ω” )و
姿勢を正しましょうとすると、
つい腰や背中にチカラを込めてしまい、
無理矢理姿勢を正すようになってしまいがちです。
いわゆるアウターの筋肉で保とうとするわけです。
しかし、姿勢を保つのは、インナーの筋肉の役目。
姿勢を保ったり正したりするときに
本来働かなくちゃいけないのは、インナーの筋肉なのです。
つまり、姿勢を直そうとしたときに、すごく疲れる場合や
すぐに崩れてしまう場合は、インナーの筋肉ではなく、
アウターの筋肉で直そうとしている可能性大。
この場合は、アウターの筋肉群のこわばりや緊張をほどき、
インナーの筋肉群が使えるようにしてあげることが必要です。
そのためには、まず身体のチカラを抜くこと!
自分ではいれていないつもりでも、入ってしまっていることは
多々あります。
〇疲れが抜けにくい
〇筋トレすると関係のないところが痛くなる
(腹筋をすると腰が痛くなるなど)
〇ストレッチするとつってしまう、つりそうになる
〇肩こりや腰痛がある
〇運動やストレッチの効果があまりみられない
〇施術中などに「チカラを抜いてください」と言われる
このようなことに心当たりがある方は、
自分では抜いているつもりでも入ってしまっています。
今はそれくらいで済んでいたとしても、その先には
●疲れが抜けなくなってしまう
●リラックスできずに自律神経が乱れる
●慢性的で頑固な肩こりや腰痛になってしまう
●ストレッチや運動の効果が大幅にダウンする
などといった生活に支障をきたしてしまうことが見込まれます。
では、どうしたらよいか??
まずやってほしいのが、『深呼吸』です。
すべての基本となる呼吸をさらに深くしていくことで
脱力し、リラックスすることができます。
次に、『ブラブラ運動』。
運動といっても、手や足をだらーんと垂らして、
ブーラブラと重力に任せて振るだけ。
チカラが入っているとこれがしなやかにできません。
さらに、『ストレッチ』をしていきましょう。
チカラが入り続けることで、
筋肉が伸び縮みできなくなってしまいます。
力まずにできる=気持ちよくできる範囲での
ストレッチを少しずつでもいいので毎日続けてみましょう。
自分でできることは自分でやる。
どうしてもできないことや自分ではやれないところは
専門家に任せる。
年齢を重ねても、気持ちよく過ごすためには、
ちょっとした努力が必要ですね。