ゴルフが上達するポイントは呼吸。
健康館にはゴルファーさんが沢山いらっしゃいます。
大会やトーナメントに定期的に出られている方から、
年に数回いくかいかないかの方まで、年齢も幅広く。
ゴルフ後すぐにメンテナンスしてあげることで
ずいぶんと疲れの残り方も身体自体の動きも違ってきます。
そして、最近本当によくお伝えするのが、
「息を吐きながら打ってくださいね」です。
多くの方が呼吸を止めて、打ちますが、
息を止めて打つことにより力みが生まれ、
手打ちになりやすくなり、身体の回転は止まりやすくなります。
逆に息を吐きながら打つことにより、
体幹が安定して飛距離が伸びたり、余分なチカラが抜けたりします。
正しい呼吸を意識、マスターすることにより、ゴルフが上達する、
ということは、プロの選手の間でも注目されていることです。
呼吸を正しくすることにより、ゴルフの上達が見込める理由を
3つ挙げてみたいと思います。
①セロトニンのリラックス効果で緊張がほぐれる
セロトニンとは、ドーパミンやノルアドレナリンと同様に
心に影響を与える主要な神経系物質。
特に精神の安定に深く関わっており、正しい腹式呼吸を行うことで
このセロトニンを増やすことが可能になります。
よって、正しい呼吸法を取り入れることで、緊張する場面でも
セロトニンの影響で平常心でプレーすることが可能になります。
②スイングリズムが安定し再現性が高まる
呼吸の「吸う・吐く」という動作をスイングに連動させることで
常に安定したスイングができるようになります。
また、スイング中の雑念が入りにくくなるというメリットもあります。
③呼吸の吐くエネルギーでヘッドスピードが上がる
呼吸の「吐く」エネルギーをうまくインパクトに転移できれば、
瞬時にヘッドスピードを上げることが可能です。
また、正しい呼吸によって、筋肉が緩むため、
リラックス効果が期待できます。
つまり、ゴルフに大切な、フィジカル(肉体的)、
テクニカル(技術的)、メンタル(精神的)の
3つの要素はすべて呼吸とリンクしているのです。
競技は違いますが、イチロー選手も打つときに
フーッと息を吐く、呼吸を意識していることは有名な話ですね。
姿勢を正すのも呼吸。
呼吸ってすごく大事です。
何かスポーツをされている方は一度【呼吸】を
意識してみてはいかがでしょうか?