☆【筋肉痛】~メカニズムと早く治す方法 ③~☆
2017/12/02
前回と前々回のブログでは
①筋肉痛のメカニズム
http://www.fines-co.com/defaultService.asp?aIdx=15564
②筋肉痛を早く治す方法
http://www.fines-co.com/defaultService.asp?aIdx=15565
を紹介しました
今回は、筋肉痛をできるだけ生じさせないための予防についてです
運動前後でのウォーミングアップや
クールダウン、ストレッチ
急に運動をすると筋肉が急に伸ばされたり収縮したりする事によって
損傷を受けやすくなります
また、寒い時期などは筋肉への血流供給も十分ではない事もあり
損傷を受けやすくなります
運動前には軽くストレッチをしたり
ウォーキングやジョギングなどから開始して
身体を温める事、筋肉を伸ばしておく事が筋肉痛の予防となります
また運動後はクールダウンとして軽めのストレッチを行う事も有効です
運動中にはこまめに水分補給を
運動中は汗をかくことで水分が失われ
血液がドロドロになり筋肉への血液供給も不足しやすくなります
そうする事で疲労しやすくなり、筋肉が効率よく働けなくなる事で
損傷を受けやすく、筋肉痛になりやすくなります
普段から運動をする習慣をつける
普段あまり活動していない筋肉は
毛細血管があまりはりめぐらされていないため
筋肉痛になりやすいです
普段から適度な負荷をかけて運動をしている事によって
毛細血管が増え、筋肉への血液や栄養供給が促進されて
筋肉痛になりにくい筋肉となります
筋肉痛の時はアルコールを控える
筋肉痛が生じている時のアルコール摂取は
体にとってよくないとされています
筋肉痛が生じている時は
テストステロンという男性ホルモンが分泌されています
このホルモンはタンパク質の合成を促進し
筋肉を回復させるために欠かせないホルモンです
アルコールはテストステロンの分泌を抑えてしまう作用があるため
超回復で期待される筋肉の回復を阻害してしまうことになります
度を越えたアルコール摂取は
コルチゾールという物質の分泌が促されます
コルチゾールは血糖値や免疫力を調整する働きがありますが
コルチゾールが高すぎると
筋肉の合成を抑制してしまい、分解してしまう作用があります
そのため筋肉痛時の筋繊維の回復を阻害してしまうことがあります
21世紀健康館 ろく