☆【身体が硬い子供】~効果的なストレッチ法~☆
2017/12/02
『膝を伸ばして床に座った状態で足のつま先を触れない』
『椅子に座っているときに身体が丸まってしまう』
子供が増えているそうです
なかには授業中に
『自分の身体が支えられずに椅子から転げ落ちてしまう』
子供もいて何かいい対策法はないか
といった相談を現役の小学校の先生からご相談を頂くことがあります
これらの原因は様々ありますが
『身体の硬さ』が大きな原因の一つになっています
身体を柔らかくするのに
ストレッチは有効な手段の一つとご存知の方も多いと思います
中学生にもなれば一人でストレッチをできると思いますが
小学生以下の子供だと
伸ばしたい筋肉をしっかりストレッチするのは難しいと思います
そこで、今回は『押すと伸びる』という
筋肉の特性を使ったストレッチ法をご紹介します
筋肉は筋肉の中でも骨に付着する端の『腱』という部分を伸ばすと
より効果的にストレッチできます
ストレッチというと
筋肉や腱を引っ張る(伸ばす)のが一般的ですが
腱の部分を持続的に押すことでも十分効果があります
腱は、筋肉の中でも赤い部分ではなく、白色(薄いピンク色)の部分です
この部分を持続的に押します
押す時間は、研究データによって若干異なりますが60秒あれば十分です
試しに、前屈動作で確認してみてください
前屈動作で制限になりやすい筋肉は
太ももの裏のハムストリングスという筋肉です
1度、前屈動作で身体の硬さを確認する
太ももの裏のつけ根を約60秒押す
再度、前屈する
力任せに押すのではなく
手のひらの肉の厚い部分でじわ~っとゆっくり押してください
これだけでも前屈がしやすくなると思いますが
さらに、ふくらはぎの筋肉の腱の部分を押すと
もっと前屈しやすくなります
動作を伴ったストレッチの方が効果はありますが
中々自分でできないような子供には効果的な方法だと思います
21世紀健康館 ろく