低気圧性頭痛
2017/12/02
暑い日が続いたり、どんよりと曇ったり、突然の雨だったりと不安定で、
何かと体調不良になりやすい季節です。
低気圧性頭痛というのを知っていますか?
台風が近づいたり、梅雨時期の曇った日やその前日に当院でもよく訴えられる方がみえます。
頭痛には様々な種類がありますが、最近は天候により発生するものを
低気圧性頭痛と診断しているようです。
原因としては、脳の血管の周りを取り巻いている三又神経を、
気圧が下がることで血管が拡張し血管の拍動に合わせ神経を刺激する事で痛みが発生するのが
大きな要因のようです。
他にも体内は表皮や様々な膜で包まれており圧力が保たれております。
それが外気との圧力差により刺激され痛みや違和感様々な不調を引き起こしてしまう事もあります。
頭痛の対処法としては、これは他の要因による頭痛でもそうですが、
まず頚部・頭部の冷却をしましょう!
首から後頭部・側頭部などをアイスノンや氷水などで適温に調節し
約20分ぐらい冷却安静にして見て下さい。
冷却する事で、血管の拡張を抑え痛みの改善になるかもしれません。
ミントの香りなども血管の拡張を抑える効果がある様なので有効のようです。
また、頭痛が発生する前に身体の緊張を緩め、
筋骨格調節により自律神経をリラックス状態にする事も有効と思いますので、
頭痛が発生する前や頭痛が出てしまった時はぜひ早めの来院をお勧めします。
21世紀健康館