カラダを整える日光浴
2017/12/02
「NASAで太陽が動いていない日が続いているって発表されたみたいですよ。
氷河期来ちゃうかもですね~」
桜が遅いななんて話していましたが、
こういうのも影響しているのかもしれないですね。
わたしたちにとって、太陽はとっても大事な存在です。
お日様にあたるだけでも、元気になったりすることもありませんか。
実は日光は身体と心にとって非常に大切な役割をはたしていて、
特に❝自律神経❞を整えるためには必要不可欠な存在です。
自律神経が乱れると、
〇目覚めが悪くなる 〇背中が張る 〇疲れがとれない
〇なかなか寝付けない 〇ホルモンのバランスが崩れる
〇すぐにイライラしてしまう等、感情が不安定になる
などなど、日常のちょっとした悩みに直結してきます。
自律神経が乱れる原因は、様々なストレスです。
適度なストレスはよいのですが、慢性的で過度のストレスは
身体を壊してしまう原因となりますので、要注意です。
また、自律神経には活動状態の交感神経と休息状態の副交感神経があり、
この切り替えがうまくいっていると調子がよいのですが、
自律神経が乱れているというのは、この切り替えがうまくいっていない状態を指します。
では、どうしたら自律神経を整えられるか??
自律神経といわれるくらいなので、基本的にはわたしたちの意思とは別に動いています。
その中で、わたしたちが意識的にできるのは、
【呼吸】と【ホルモン分泌を促す】ことです。
今回は、ホルモン分泌について。
交感神経優位な戦闘態勢に入っていると、副交感神経が働きにくくなっています。
ということは、おやすみが十分にできないということ。
それでは疲れもとれなければ、回復もできません。
そこで、ポイントとなるのが、睡眠をとるのに必要な「メラトニン」というホルモン。
メラトニンは、通常、目から入って脳に日光が届いてから、
10~14時間以降、日が沈んで暗くなってから分泌され、
バランスの良い食事や適度な運動とともに、
質の良い睡眠を助けてくれます。
さらには、体内時計も修正してくれます。
ステキなホルモンですね。
そのホルモンをしっかり分泌できるようになるためには、
起床から4時間以内に出来る限り長い時間、直接日光を浴びること。
たったそれだけです。
疲れがとれにくい、眠りが浅い、寝つきが悪い、いつもだるい、
ちょっとしたことでイライラする、頭がうまく働かない、など
病院に行くほどでもないし、薬を飲むまでもないような症状がある方は
一度、朝の日光浴をお試しくださいませ。