☆【膝の靭帯損傷】手術をする?orリハビリ?どっちがいいの!?☆
2017/12/02
スポーツ選手やスポーツ愛好家の方々のケガの中で
膝の前十字靭帯を損傷する人は少なくありません
前十字靭帯損傷の治療としては手術をすることが多いと思いますが
手術をせずに※リハビリ(保存的治療)をする場合もあります
では、手術と※リハビリ(保存的療法)ではどちらがいいのか?
過去の文献データベースから過去の研究を集めて
手術と保存的治療を比較評価されました
※リハビリ(保存的治療)
「何らかの理由で能力低下、機能低下した状態から改善するよう働きかけること全般」
狭義(きょうぎ)の医療・介護の現場で「リハビリテーション」という言葉を使用した場合
病気やけがで動きの鈍くなった筋肉などに働きかけ、従来の動作に近づけることを指します
失われた筋肉などの機能を回復させ、温熱療法や電気治療などを併用しながら
「基本機能の回復」に努めます
手術をすると決めたグループと
保存的治療をした後で
必要と思われた時に手術をしても良いとしたグループを比較した結果
主観的膝スコアは前十字靭帯再建術(手術)と保存的治療の間には
2年時点で差がなく、5年時点でも差がないことが見いだされた
と報告されたそうです
この研究の結果から
手術なしで治療することを目指し
後で必要と思われたときに手術しても
最初から手術するのに劣らない結果が得られるとすれば
まずはリハビリテーションで始めるという選択も合理的と言える
と結論ずけられています
あくまで個人的な意見ですが
身体にメスを入れずに済むのなら
その方が良いのではないか?と思いますし
僕達、施術家やトレーナーにも出番がありそうですね
今回の前十字靭帯損傷とは異なる症状ですが
変形性膝関節症で手術を勧められた患者様が
健康館の施術とリハビリ運動で
日常生活に支障のない程度まで回復した方もたくさんみえます
お悩みの方は是非一度ご相談ください
今後さらに研究が進むといいですね
21世紀健康館 ろく