21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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☆『ヒト』の身体は動くためにデザインされている☆

      2017/12/02

目覚ましい技術の進歩により
様々な面で便利になったり作業効率などが上がり
私たちの生活はとても便利になりました

しかし
目覚ましく医学が進歩しているにもかかわらず
肩こり、腰痛、頭痛、手足のシビレなど
はっきりとした原因がわからない
不定愁訴を訴える人は増加傾向にあります

なぜなのでしょうか

それは『ヒト』の身体は動くためにデザインされているから
このことを人類の歴史に沿って説明しているものを見つけましたので
ご紹介します

『ヒト』が類人猿より分岐して約700万年になるそうで
DNA内の遺伝情報には
約700万年に渡る『ヒト』としての記憶が刷り込まれているそうです

先祖の『ヒト』たちは生きるための食料を得るための
狩猟や採集で毎日身体を動かしていたと考えられます

そんな狩猟採集時代が終わり
農業という技術が広まり始めたのが約1万年前だそうです
そのおかげで
余暇が生まれ、芸術などを楽しめるようになったそうですが
平均寿命や平均身長が低下したという研究結果も出ているそうです

ここで重要なのは
農業が広がりはじめたのがたった1万年前ということと
その革命をはるかにしのぐ勢いで変化した
ここ最近の100年ほどのライフスタイル
です
特に、身体を動かすよりも
座ったままで作業することが圧倒的に増え始めた約50年は重要です

ここで24時間表示できる時計をイメージしてください

この時計が示す1時間を10万年とします

午前0時に人類の歴史が始まったとすると
『ヒト』は終日のほとんどを
狩猟採集のために活発に運動して生活していました

そして、夜中の午後11時45分
ついに農作業を始めます

二度目の午前0時を迎える直前になって
人は動くことを辞め、活動が椅子の上に固定されることが増え始めました

私たち人間を含め生物は
環境に適応して遺伝情報であるDNAが変化していくのですが
その変化の速度は、あらかじめ決められているそうです

この劇的過ぎる変化にDNAの変化が追い付いていないことと
そもそもヒトの身体は動くためにデザインされているため
現代の生活に適応できていないことが
肩こり、腰痛、頭痛、手足のシビレなど
はっきりとした原因がわからない
不定愁訴を訴える人が増加傾向にある原因ではないでしょうか


『ヒトの身体は動くためにデザインされている』
このことに気づくことがとても重要ですね


余談ですが、私たち人間とチンパンジーとでは
約98.4%の遺伝子が同じなのだそうです



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