その凝り、寝ている最中に作っているかも!
2017/12/02
朝、目が覚めたときに、
「あれ。。。首がこってるな~」って方、少なくないようです。
その原因となるのは、
〇首や肩が寝ても取れないくらい凝っている
〇寝ているときの姿勢が悪かった
〇寝ている最中のくいしばり 等々。
なかでも、注目したいのが、「寝ている最中のくいしばり」。
自分ではなかなか気づきにくいものですが、
〇こめかみのあたりが痛い
〇首から上がずっしり重たい
〇歯が擦り減っている(歯医者さんで発覚することですが)
などといった症状がある場合は、もしかしたら、
寝ている最中に食いしばっているかもしれません。
食いしばりの原因は、いくつかありますが、
自覚している・いないにかかわらず、
「ストレス」が多く関係していると言われています。
人間は本来強いストレスを感じると、歯ぎしりをしたり食いしばったりすることで
そのストレスを発散しようとするものです。
人間でなくても犬なんかはストレスが溜まるとやたらスリッパを噛んだりしますよね。
この食いしばり、顎の筋肉のみならず
頭や肩の筋肉まで硬直させてしまうため、翌日頭痛や肩こり、
ひどいときには耳鳴りや目の奥に鈍痛を感じることになってしまいます。
クセや顎の形などに要因がある場合もあり、さまざまな原因が絡み合って、
かみしめを引き起こしているケースもありますので、
詳しく知りたい方は、どうぞご相談くださいね。
そして、くいしばり対策として、⑤つご紹介しますね。
食いしばりの原因はストレスだと書きましたが、
このストレスをちゃんと解消できていれば食いしばりも自ずと治ってくるものです。
ストレスを今すぐになくすことはできませんが、
少しでも睡眠にストレスを持ち込まないことがポイントになります。
ストレスをきちんと発散する。
まず上手にストレス解消できていますか?
映画を観る、ショッピングする、友達とランチをする。
悩んでいるときは思いきって外に出て遊んできましょう!
夜は早く寝ること。
人間、悩むのはたいてい夜です。
夜早く寝て、朝早く起きる癖をつけると
「あれ?最近あまり悩む時間がなくなったな」ということに気が付くはずです。
いつもより1時間早くテレビを消して寝るようにしてみましょう。
咀嚼のスピードと強さを変えてみる。
食事に時間をかけていますか?
食いしばる人はたいてい食事のとき強く、粗く噛んで飲み込んでいるようです。
意識してゆっくり、そして噛む強さもそっと噛むようにしてみましょう。
口をポカーンと開けて寝てみる。
口呼吸はあまり良くないとも聞きますが、
食いしばる癖のある人は敢えて口をぽかんと開けて寝てみましょう。
(口を開けて寝ても鼻呼吸していいのですから)。
口をぽかんとあけて、眉を下げて、顔の力を抜いて、、、。
こんなので本当に効果あるの?なんて疑われそうですが
案外これでリラックスして眠りにつくことができます。
枕の高さを低くしてみる。
枕の高さはいかがですか?
高い枕を使って食いしばりの癖がある人が、
低い枕に替えてみたところ症状が軽減したというケースもあります。
確かに高い枕だと首元が詰まってしまい
どうしても上下の歯が接触せざるをえません。
低い枕にすることで肩や首、顎にかかる負担が減るため
リラックスして入眠できるようになるみたいです。
ちなみに、高い枕は首への負担も増えるため、そういう意味でも
健康館でお教えしている「タオル枕」など、少し低い目の枕がお勧めです。