食べ過ぎも肩こりになる!?
2017/12/02
肩こりは、姿勢の悪さや日常的な身体の使い方が原因と思いがちですが、
実際には、原因はそれだけではありません。
姿勢を改善したり、身体の使い方を正しくするように工夫してみても
それでも、肩がこる!という場合には、
内臓との関係を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
あまり、考えたことはないかもしれませんが、
内臓の疲れやオーバーワークが原因となって、肩に症状を発することもあるのです。
右と左とでは、異なる臓器に対応するため、
それぞれを詳しく載せておきますね。
~右の肩こり~
右の肩こりは肝臓と胆のうの疲れからきていることが多々あります。
これらは、脂肪の消化吸収を助ける働きをしているので、揚げ物や
脂身の多い肉や魚をたくさん食べていると疲れ切ってしまうのです。
肝臓は解毒作用もあるので、添加物や農薬、化学肥料などが
含まれる食事も負担を増やします。
また、食べすぎることでも肝臓はオーバーワークになり、機能が低下します。
[食事の注意]
動物性食品や塩気の強いものなどの陽性食品や油ものを控え
薄味の野菜のおかずを増やすことです。肝臓と胆のうの機能を
回復させるのは、青菜や麦、酸味のある食品で、血流をよくする海草も有効です。
~左の肩こり~
左の肩こりは、胃の不調が原因になっていることが多いです。
甘いものや冷たいもの、アルコール類は胃にダメージを与えるので
摂取量が多い人は肩がこりやすくなります。また、ストレスも胃を
傷めるので、精神的な負担も左の肩こりを引き起こします。
[食事の注意]
甘いものや果物、冷たいもの、アルコールを控えます。
参考:「カラダにやさしい自然の手当法」
症状という結果が出ているということは、
何かしらの原因があるということ。
そして、その結果を創ったのは、ほかの誰でもない自分なのです。
今までと違った結果がほしいと思えば、その原因となることを創っていくのは自分。
人任せにしすぎるのではなく、自らの意志をもって改善へ向かえるといいですね。
杉山