☆前十字靭帯損傷の原因になる筋肉は?☆
サッカーやバスケットボール、ラクビーなどの選手に多い
様々なスポーツのアスリート501人を対象にした
前十字靭帯損傷と筋力の関連性を検証した研究論文が
The American jounal sports medicine
に掲載されました
前十字靭帯損傷の発生と
股関節の外旋する時(あぐらを組むような動き)と
外転する時(足を開くような動き)の筋力との関連性を検証しました
結果…
前十字靭帯損傷を起こした人では
損傷側の股関節の筋力が弱いという結果でした
股関節の筋力が弱いことで
膝に通常以上の負荷が掛かることが原因と考えられます
股関節の筋肉って… どこ…
どうやって強くするの…
という方はコチラを参考にしてください
↓↓↓
【股関節を外旋する筋肉】
上の図に書かれた6つの筋肉が股関節を外旋する筋肉です
これらを総称して股関節の深層外旋六筋と言います
【深層外旋六筋のエクササイズ】
a) 横向きに寝て両膝を曲げて踵を合わせます
b) 骨盤を固定しながら踵を支点にして上になったほうの膝を開きます
a~bを20~30回繰り返します
【中殿筋のエクササイズ】
1) 横向きに寝て両膝を伸ばします
2) 上になったほうの脚を開きます
1)~2)を20~30回繰り返します
※どちらのエクササイズも3セットを目安に行ってみて下さい
(きつい場合は1セット当たりの回数やセット数を調整してください)
スポーツをやっている人もやってない人も
膝の痛みがある人は
股関節の筋肉が弱い可能性が高いです
放っておくと前十字靭帯損傷につながる可能性も少なくないです
膝の痛みを治すため
また、前十字靭帯損傷の予防のためにも
股関節の筋肉を強化してくださいネ~
21世紀健康館 ろく