☆食品のカロリー計算を止めるべき!?☆
2015年8月27日
英国の有力医学誌BMJ誌のオンラインで
心臓関係の医学論文を掲載するオープンハートの論説記事として
『食品のカロリー計算を止めるべき』
という報告がされました
単純にカロリー計算をやめろと言っているのではなく
これからは食品の栄養価に注意を払うべきだということです
栄養価を高める発想の方が
・心臓や血管の病気
・心臓や血管の病気による死亡
・肥満
を抑える効果が高く
科学的な根拠に基づいた検証の結果
禁煙をするのと同様に
食事の変更が健康を改善するのに重要であると報告しています
低カロリーの食事では、体重を減らすことはできても
病気は予防できず、カロリーよりも
むしろ栄養素そのものが効果を発揮するとみられます
最近は様々なメディアでも
●魚油に豊富に含まれるといわれるオメガ3多価不飽和脂肪酸
●オリーブオイル
などが身体に良いと紹介されていますが
研究グループは栄養素の大切さの一例として
□砂糖の入った飲料を毎日飲むと2型糖尿病の危険性が増加
□手のひら一杯のナッツ又は
小さじ4杯のEXバージンオリーブオイルを摂ると
心臓発作と脳卒中の危険性を下げられる
と紹介
ナッツを1週間に2回食べることで
米国だけで約9万人の死亡を防ぐことができるとしています
健康やダイエットなどで食事を考える時は
今までの様にカロリーだけに囚われず
食べ物の量から質に視点を変えることで
肥満のみならず、糖尿病や心臓、血管の病気など
更に先の問題の予防にもつながります
いつまでも健康的で美しく活き活きと生活するために
食事の質にフォーカスしてみて下さいね
21世紀健康館 ろく