☆腰痛や関節痛、スポーツ障害等でお悩みの方へ☆
腰痛やヒザ関節や肘関節の痛みや
各種スポーツ障害などでお悩みの方で
『どこへ行っても治らない…』
『ストレッチや運動をしているのに治らない…』
『テレビで紹介されていたことをやっているのに治らない…』
『リハビリに通っているのに治らない…』
などと困っていらっしゃる方も多いと思います
そういった場合、今までとは少し違った観点から身体を見てみると
症状の改善から、再発予防へと繋がることが多々あります
その一つの考え方として、今回は『関節』にフォーカスしたお話です
『関節』を理解すると
腰痛やヒザ関節や肘関節の痛みや
スポーツ障害や外傷のリスクを軽減できますので
是非参考にしてくださいね
身体の構造上、関節にはそれぞれの役割があります
その中でも今回は
① スタビリティ(安定性)
② モビリティ(運動性)
にフォーカスします
スタビリティ関節とモビリティ関節
比較的大きな関節に限りますが
スタビリティ関節とモビリティ関節が交互に構成されています
それは
スタビリティ関節の次にスタビリティ関節があると
動くのがとても窮屈になりますし
モビリティ関節の次にモビリティ関節となると
スタビリティ関節とは?
関節の中でも安定性を主な役割とした関節です
身体を動かすうえで
モビリティ関節や末梢部の筋肉の動きを支える役割があります
スタビリティ関節に分類される主な関節は
足部、 ヒザ関節、 骨盤・腰椎、 頸椎(一部)、 ヒジ関節
です
モビリティ関節とは?
関節の中でも運動性を主な役割とした関節です
モビリティ関節に分類される主な関節は
足関節、 股関節、 胸椎、 肩関節、 頸椎(一部)、 手関節
です
よくあるケガのパターンの例
① スタビリティ関節のモビリティ関節化
スタビリティ関節に、必要以上にモビリティを要求すると障害につながります
本来、安定を役割としている部分に動きを要求するので当然の事です
② モビリティ関節のモビリティ不足
筋肉の柔軟性不足により
モビリティ関節が正しく動かないことで
それに関する他の筋肉や関節に悪影響を与えます
(例1)
ゴルフやテニス、野球のバッティングなど
『捻じれ』を必要とするスポーツに非常に多く見られる例ですが
捻じれを作り出すのに
一番動くべきモビリティ関節である股関節の可動域が減少
(モビリティ関節のモビリティ不足)
しているために
スタビリティ関節である腰部に
必要以上に捻じれの動きの負荷が掛かる
(スタビリティ関節のモビリティ関節化)
ことで障害につながる
⇓
ギックリ腰 慢性腰痛 など
(例2)
肩周囲の過剰な筋トレにより筋肉が発達しすぎ肩関節の可動域が減少
(モビリティ関節のモビリティ不足)
⇓
野球肩 ゴルフ肘 テニス肘 正しいスイングができない など
身体のパーツには、それぞれメインの機能や役割があります
スタビリティ(安定性)とモビリティ(運動性)という機能を理解したうえで
治療やストレッチや運動、リハビリなどを行ってみて下さい
また、これらの機能を身体にマッチさせずに無視をして
トレーニングやエクササイズ
各種スポーツを続けることでスポーツ障害を引き起こします
運動やトレーニング、スポーツをしていて障害が出ている方は
一度見直してみて下さい
21世紀健康館 ろく