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■不健康な睡眠が慢性疾患に関連
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=4706:20131017&catid=49&Itemid=98

睡眠の不足や取り過ぎが、心疾患や糖尿病などの慢性疾患に関連していることが新たな研究で示された。

米国睡眠医学会(AASM)のSafwan Badr師は、「長時間眠っていても必ずしも良好な睡眠を取っているとはいえない。睡眠の質と量がいずれも健康に影響を及ぼすことを理解する必要がある。いつ、どのように眠るかは、何を食べ、どのような運動をするかと同じくらい重要」と述べている。睡眠による健康効果を得るためには、成人は毎晩7~9時間睡眠を取ることを目標とすべきであると、Badr氏は述べている。

「Sleep」10月号に掲載された今回の研究は、米国14州に在住する45歳以上の5万4,000人強の被験者を対象とした。約3分の1はショートスリーパー(1日の睡眠時間が6時間未満)、4%はロングスリーパー(10時間以上)であり、64%は最適な睡眠時間(7~9時間)だった。最適睡眠時間群に比べ、ショートスリーパー群は心疾患、脳卒中、糖尿病、肥満、頻繁な精神的苦痛を有する比率が高かった。ロングスリーパーにも同じ特徴がみられ、心疾患、脳卒中、糖尿病との間にはさらに強い関連がみられた。

研究共著者の1人である米国疾病管理予防センター(CDC)のJanet Croft氏は、不健康な睡眠時間と慢性疾患の関連の一部は、頻繁な精神的苦痛と肥満により説明できる部分があると述べている。「医師は慢性疾患患者の睡眠の状況に加えて、精神面での健康状態と体重を監視することを検討すべきであることが示唆される」と、同氏は指摘する。

Badr氏によると、睡眠時無呼吸や不眠症などの睡眠障害は、慢性疾患患者に頻繁に発生し、深く眠る能力を妨げることがあるという。「そのため、目覚めたときに疲労を感じる場合は、睡眠専門医に相談して問題がないかを確認する必要がある。睡眠障害と診断されれば、治療を受けることによって疾患の症状や生活の質を大幅に改善できる可能性がある」と、同氏は説明している。

                                              21世紀健康館 牧野

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