☆もう一つの健康診断☆
車を持っている人も、そうでない人も知っていると思いますが
車には定期的に車検や定期点検がありますよね
これは、車を『安全』『快適』に利用するため
また、『急な故障』や『トラブル』を予防するために必要ですよね
では、人間の身体はどうなんでしょうか
『年に一回会社で健康診断を受けている』
『毎年人間ドックに行っている』
という人も多いとも多いと思います
ガンや内臓疾患、血液の異常など、体の表面からは分かりづらいものは
レントゲンやMRIなどの画像診断や血液検査などが必要でとても大切な事です
が…
これだけでは不十分だと思います
『健康診断』や『人間ドック』では
『筋肉量』や『筋肉の機能』などの診断は出来ないからです
小・中・高校の時は体力テストがあり
自分の筋肉のレベルを客観的に評価し数値化する物がありました
しかし、大人になるとそのような機会はほとんどありません
『特にどこも痛くないし』
『日常生活で困っていることは無い』
『多少痛みはあるけど年相応でしょ』
など
自分の身体なので自分のことはよく分かっていると言われる方は多いと思いますが
いざ、客観的に姿勢や身体の使い方などを見てもらうと
気づいていなかった癖や習慣的に起きていた事などが分かり
『だからココが辛かったんだ!』
『最近ここに違和感を感じる事が多いと思っていたんだ!』
『色々やっているのに全然改善しないのはこうゆう事か!』
などと気づくことが沢山あります
(僕自身も時々他のトレーナーさんに見てもらうと毎回何かしら出てきます)
実際の健康館での症例として
先日、『膝の痛み』を訴える50代女性の方の治療をさせて頂きました
毎年『健康診断』を受けていて、特にこれと言った問題はないそうです
数年前から『膝の痛み』が出現し、整形外科を転々とし
接骨院にも通ったけれど一向に改善しないということでした
その方の治療をしていて気になったのは
太ももの裏側(ハムストリングス)とお尻(大殿筋)の筋力が弱くなっていたことと
太モモの表側(大腿四頭筋)が縮んでカチカチになっていて
膝が曲がりにくくなっていたことで
これは膝が痛くなってもおかしくないという状態でした
約60分の時間の中で
・硬くなっている筋肉
・力が弱くなっている筋肉
・動き方、身体の使い方の癖
などを客観的に評価し
それらを改善させるために必要な手技とエクササイズを行った結果
『膝がすごく軽くなって、痛みもほとんど感じなくなった!』と言われ
『この機会にしっかり治すわ!』と来週の予約もいただきました
これからは、既存の『健康診断』や『人間ドック』の他に
もう一つの健康診断として『筋肉の健康診断』が必要だと思います
『筋肉の健康診断』が気になる方はお気軽にお問い合わせください
21世紀健康館 ろく