☆膝痛改善の為に『筋肉をつける』必要はない!?☆
『膝の痛み』を改善するには
一般的には、『膝の周りの筋肉をつけましょう』と言われます
僕が以前勤めていた整形外科のリハビリ室でも
本当に沢山の『膝の痛み』の患者さんが
毎日のように『筋肉をつける』ためにエクササイズを行いに来ていました
でも実はこれ、半分は正解で半分は不正解なんです
どういうことかと言いますと
『膝の痛み』を改善するために必要なのは
『筋肉をつける』のではなく『筋力(筋機能)をつける』ことなんです
言い換えれば『筋肉量UP ≠ 筋力(筋機能)UP』ということです
(ちょっとややこしいですね…)
『筋肉をつける』ということは
主に、筋肉を太く、大きくしていくことで
『筋力をつける』ということは
主に、一度に出せる力を上げることや
筋肉の機能を上げることなんです
見た目は立派でも
力が上手く出せなかったり
機能的に動けない筋肉を身につけるか
見た目はあまり変わらないけど
しっかり力を出し切れたり
機能的に動ける筋肉を身につけるか
この違いなんですね!
『膝の痛み』を抱えている方は
ご自身の体を支える『筋力(筋機能)』が不足しています
筋力不足の状態で日常生活で体を動かして生活しなければいけません
そのため、本来の動きから少しズレた無理な動きをして
膝への負担が増えてしまっているのです
(このことは、何かスポーツをすると膝が痛くなるという方も同じことが言えます)
『膝の痛み』を改善するには
先ずは、体をしっかり支えるための『筋力&筋機能』をつけることが重要で
『筋力&筋機能』を向上した上で『筋肉をつける』ことが必要なのです
21世紀健康館 ろく