21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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■食品流通センター勤務の男性90名を対象に、荷物の持ち上げ方に関する教育群、特注コルセット+教育群、非介入群に割り付けて6ヶ月間追跡したランダム化比較試験(RCT)によると、3群間の腰痛発症率と腰痛による欠勤日数に差は認められなかった。http://1.usa.gov/nx51vQ

最近の腰痛診療ガイドラインでは正しい物の持ち上げ方を教えてはならないと勧告しています。なぜなら物を持ち上げる度に腰に注意を集中してしまうからです。これでは予防どころかかえって腰痛発症率を高めてしまいます。腰に良い正しい持ち上げ方はありません。テコの原理を利用した楽な持ち上げ方があるだけです。一般にいわれている方法は腰痛予防のためではなく楽に持ち上げる方法だと考えてください。

■小売店の資材運搬担当者9,377名を対象とした6ヶ月にわたる前向きコホート研究によると、腰部サポートベルト毎日装着群、週1~2日間装着群、非装着群の3群を比較した結果、腰痛発症率も労災申請件数も減少しなかった。http://1.usa.gov/q7mNYQ

腰部サポートベルトでは腰痛を予防できないことが前向きコホート研究で明らかになりました。腰にかかる負担を軽減しようとしても意味がないのです。

■腰部コルセットやサポートベルトの装着で腰痛を予防できないのは明白だが、これまで考えられていたように長期間の装着によって腹筋力や背筋力の低下を招く危険はない。腰部コルセットやサポートベルトはリスクもベネフィットもない。http://t.co/gexF0X8

リスク(害)もベネフィット(利益)もないとはいえコスト(費用)はかかります。あなたならどうします?

以上のことから考えられる事は、自分の身体を無駄な力を入れることなく自然に動かすことが大切なのでしょう。

私たちは、本来の身体の動き方を伝えるように心がけています。

しかし、過剰に意識がいかないように導くことも大切ですね。

                                          21世紀健康館 牧野

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