身体のカーブ
今回は背骨の役割について書きたいと思います。
背骨は、重たい4~5㎏程の頭を支えるために、適度なS字カーブを描いています。
これを脊椎の生理的弯曲(S字カーブ)と言います。
人間は直立して生活をしています、このカーブが重力を分散するサスペンションの役割をし、
頭を支え筋肉の負担を和らげているのです。
なので、なんらか生理的カーブが崩れると、
分散がうまくいかずに一点に負担がかかるようになります。
腰の弯曲が強い場合は、猫背やお腹が前に出るような姿勢になります。
仰向けに寝たときに、腰と床の間に隙間が出来るのも、弯曲が強い場合です。
どちらの場合も、クッションの役割が弱くなるので、
筋肉の負担が大きくなり、長期間にわたると様々な症状が出てきます。
この様に生理的カーブの機能が落ちると痛みや違和感になります、
気づいたらメンテナンスをしましょう。
21世紀健康館 宮西(97.4)
ちなみに、キリンさんや他の哺乳類もだいたい首の骨は7個です。
哺乳類も人間も同じです。
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