四十肩・五十肩
先日「肩が上がらない・回せない」などの四十肩・五十肩の症状を持った患者さんが来られました。
当然ご本人にとっては初めての症状なので不安な表情を浮かべて来院されたのですが、
自分なりに症状についてご説明と行うべき施術について説明させていただき、
少しは安どの表情に変わっていただけたと思います。
四十肩・五十肩は完治までは個人差はありますが1年から1年半、またはそれ以上かかります。病院では、基本的には薬物療法と体操療法を組み合わせながら改善をはかっていくことが一般的ですが、健康館では整体と運動でしっかり改善・完治へと導きます。
肩を動かさなくても痛みを感じる急性期ではアイシングして炎症を抑える必要がありますので、痛みのある部分は触らないほうが良かったりもします。
その後、肩を動かすときだけ痛みを感じる慢性期に移行したら、
硬くなり緊張した筋肉や関節を整体によってほぐしたり、硬く固まってしまう組織を伸ばしたりして、血行促進し、少しずつ可動域を増やしていきます。
それとともに適切な運動を加えることで、この後の回復期における肩の状態もかわります。
ただ安静にして、肩を全く動かしていないと、後遺症が残ることもあります。
よって整体と運動の併用のミックスした施術が、最も予後を良い状態にするための最善な方法だと考えられます。
もちろん動かすと肩の痛みが出ることもあるかと思いますが、動かしすぎず安静し過ぎず程よいバランスで動かすことが重要です。
その患者さんもしばらくは動かすと痛い状態が続きますが、最善の方法をとりながらしっかりと改善・完治に導きたいと思います。
21世紀健康館 鈴木